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What's new



2026.6.30

西山佑司著『「注文の多い料理店」はなぜ曖昧か 児童文学から学ぶ意味の世界』を刊行しました。

第I部では、児童文学から有名なフレーズをいくつかとりだし、表面的には単純な表現の背後に、目に見えない糸が織りなす豊かな意味の世界が隠れていることを見ていく。第II部では、宮沢賢治の作品のタイトル「注文の多い料理店」に焦点を当て、このフレーズがなんと7通りに曖昧であることを論じる。この議論を通して、子どもの心に内在する言葉の意味についての、通常は意識されることがない深い知識を浮き彫りにする。


西山佑司著『「注文の多い料理店」はなぜ曖昧か 児童文学から学ぶ意味の世界』



2026.6.26

デジタルコミュニケーション研究会編『入門 デジタルメディアの言語研究』を刊行しました。

いまや日常の至るところで目にするデジタルメディア上のことばを、言語学の基礎から読み解く入門書。インターネットスラング、絵文字、LINE、ビデオ通話、ライブ配信などを幅広く取り上げ、コーパス、APIの活用や研究倫理まで見通しよく解説する。初学者から研究手法を改めて整理したい研究者まで、幅広い読者に役立つ一冊である。執筆者:落合哉人、菊地礼、黒田一平、酒井晴香、新山聖也、西村綾夏、山崎由佳


デジタルコミュニケーション研究会編『入門 デジタルメディアの言語研究』



2026.6.8

朴秀娟・澤村美幸・新井由美著『目指せ! 書ける大学生 今さら聞けないレポート・論文、メールの書き方』を刊行しました。

レポート・論文などの学術的文章から、電子メールといった実用的文章の書き方まで、大学生活を送る中で、「書くこと」に困った状況に幅広く対応。「レポートって何を書けばいいの?」「こんな時、先生にどんなメールを送ればいいの?」と、多くの大学生がつまずいてしまうレポートやメールの初歩的問題を、親しみやすいマンガで分かりやすく紹介しながら解説する。大学生活に必要な「書く力」の基礎を身につけられる一冊。


朴秀娟・澤村美幸・新井由美著『目指せ! 書ける大学生 今さら聞けないレポート・論文、メールの書き方』





2026.5.22

佐藤深雪著『夏目漱石 偶然性の文学 国学とプラグマティズムから』を刊行しました。

自由と独立と己に満ちた漱石文学の主人公は、偶然性にしてやられ、なぜか他動的である。本書は漱石文学を偶然性から再考し、そのために国学とプラグマティズムの視座を導入した。漱石は、藤岡作太郎との交友を通して上田秋成の文業を継承し、同時にジェイムズ兄弟とチャールズ・サンダース・パースの同時代人でもあった。固有性と普遍性、偶然性と必然性、自己本位と則天去私、これらの矛盾を統合したことに漱石の独自性がある。


佐藤深雪著『夏目漱石 偶然性の文学 国学とプラグマティズムから』





2026.5.22

稲垣俊史・庵功雄編『日本語のテンス・アスペクト研究を問い直す 第3巻 テンス・アスペクトの習得と教育』を刊行しました。シリーズ完結です!!

シリーズ『日本語のテンス・アスペクト研究を問い直す』の第3巻。テンス・アスペクトの習得と教育に関する研究を集めた。タの母語習得、ロシア語話者のテイナイの習得、ポルトガル語話者と英語話者のテイルの習得、テイルの指導効果、日本語話者の韓国語習得と指導効果、日本語話者の英語習得、最近の文献紹介など、テンス・アスペクトを習得と教育の観点から多面的に捉える。
執筆者:菅野和江、柴田美紀、菅谷奈津恵、中山峰治、西坂祥平、橋本ゆかり、濵田真澄、堀江薫、吉村紀子、柳朱燕


稲垣俊史・庵功雄編『日本語のテンス・アスペクト研究を問い直す 第3巻 テンス・アスペクトの習得と教育』





2026.5.22

竹内史郎・下地理則・小西いずみ編『日琉諸語における情報構造と文法現象』を刊行しました。

本書は、単一語族のうちに豊かで多様性に満ちた文法現象が見出されることをふまえて、これまで個別に行われてきた感のある古典日本語研究、琉球諸語研究、本土方言研究を統合し、それらの融合を促す試みの一つである。特に情報構造に関わるものを中心に、日本語史、方言類型論、フィールド記述、実験言語学といったアプローチ別に意欲的な10の論考を収める。
執筆者:小川雅貴、衣畑智秀、小西いずみ、下地理則、竹内史郎、中川奈津子、林由華、廣澤尚之、藤原慧悟、松岡葵、松丸真大、横山晶子


竹内史郎・下地理則・小西いずみ編『日琉諸語における情報構造と文法現象』





2026.5.20

加藤伸彦著『社会文化理論から見る日本語教室談話の研究 「自発的発話」とプライベートスピーチ』を刊行しました。

本書はヴィゴツキーから始まる社会文化理論に依拠し、日本語教室における主体性に基づく自発的発話とプライベートスピーチを分析した研究である。本書では日本語学習が個人の認知過程に還元されるものではなく、相互行為を通じて社会的に構成される過程であることを、上記の分析に基づき実証的に明らかにした。これは第二言語習得研究と日本語教室研究に新たな視座を提示し、教育実践と学術的議論の架橋を試みる学術的成果である。


加藤伸彦著『社会文化理論から見る日本語教室談話の研究』





2026.5.15

今野真二、クリストファー・ローウィ著『日本語表記のアーキテクチャ/The Architecture of Written Japanese』を刊行しました。

日本語は仮名がうまれた9世紀末以降、表意文字である漢字と表音文字である仮名とを使って文字化を行なってきた。こうした文字化を行なっている言語は少ないだけではなく、それと同じような文字化によって文学を書く言語もほぼ皆無である。どのような構造=アーキテクチャの中でこの日本語表記システムが機能しているかという課題から船出して、非ソシュール的な観点も織り込みながら、新たな〈文学的文字論〉を検証した画期的な一書。英語と日本語で執筆。ウェブマガジンの人気連載を書籍化。


今野真二、クリストファー・ローウィ著『日本語表記のアーキテクチャ/The Architecture of Written Japanese』





2026.5.14

西田理恵子・岡田悠佑・秦かおり編『人文学系学生のためのはじめての量的研究・質的研究』を刊行しました。

はじめて研究に携わる学部生・大学院生を対象とした研究方法論のテキスト。量的研究と質的研究の双方を取り上げる。統計の理論の基本(記述統計・相関分析・回帰分析・t検定・分散分析・クラスター分析)と質的研究の理論の基礎(会話分析・相互行為言語学・マルチモーダル談話分析・ナラティブ分析・批判的談話研究・エスノグラフィー)を解説。読者が取り組める実践パートも掲載。★Webサイトにてデータ配布・解説あり
執筆者:石野未架、稲葉皐、今尾康裕、榎本剛士、岡田悠佑、金澤佑、菊池春花、児島麦穂、木場安莉沙、小林雄一郎、佐藤彰、セメノワ アナスタシア、西田理恵子、野呂香代子、秦かおり、山田彬尭


西田理恵子・岡田悠佑・秦かおり編『人文学系学生のためのはじめての量的研究・質的研究』





2026.5.13

新刊目録『未発 2026年春夏号』発送中です。


新刊目録『未発 2026年春夏号』、発送作業中です。
おてもとに届きましたらぜひご覧ください。

『未発 2026年春夏号』PDF版はこちら



2026.4.22

室井禎之著『形容詞の意味 日本語とドイツ語の対照研究から』を刊行しました。

形容詞という品詞が持つ意味の側面に、類型論を含む広範な先行研究を踏まえつつ、精緻な分析で切り込んだ著作。日本語とドイツ語を対象としながらも、随所で類型論的含意を導き出す。ドイツ語になじみのない読者のためにグロスも付ける。性質の表現に特化した日本語の形容詞、多様な名詞修飾を展開するドイツ語の形容詞を対照させることによって、形容詞の意味分類に新たな提案も行う。とくに次元、色彩、感情形容詞を詳細に議論している。


室井禎之著『形容詞の意味 日本語とドイツ語の対照研究から』





2026.4.20

「研究書出版」のための相談会 オープンオフィス、開催します

研究書出版をお考えの方のご相談にのります。情報伝達のデジタル化が進む中でも、書籍にすることは意義があると信じます。日本語学、言語学に限らず、文学研究、文化研究、認知科学など、さらには文理を越えた言語や文化や情報に関わる研究者の方のご相談を承ります。
ひつじ書房のオフィスに直接お越しいただく以外にも、Zoom等でのオンラインでの相談も可能です。さらに研究書に加えまして、教科書の出版についてのご相談も受け付けることにいたします。複数著者による論文集のご相談もできます。若手の研究者グループの萌芽的な論集の相談も歓迎します。


2026年4月20日(月)〜2026年9月4日(金)
[土日祝を除く。要事前連絡。相談料無料]
詳細はこちら




2026.4.8

榎本美香編『「三夜講」で火祭りを準備する 野沢温泉道祖神祭りの伝承を支える仕組み』を刊行しました。

「シリーズ フィールドインタラクション分析」第5巻。この巻では、北信濃野沢温泉の道祖神祭りの準備を担う「三夜講」と呼ばれる3世代100名程度の集団の協働インタラクションを分析する。言葉では表現しきれない身体技法や作法とともに、目上の者への礼儀を重んじ、公の前に自己犠牲を厭わず、誠意のある仕事をするという伝統的精神が伝承される様を著す。執筆者:阿部廣二、榎本美香、坂井田瑠衣、高梨克也、寺岡丈博、伝康晴、坊農真弓、細馬宏通、森内康博


榎本美香編『「三夜講」で火祭りを準備する 野沢温泉道祖神祭りの伝承を支える仕組み』





2026.4.3

片岡喜代子著『対照理論言語学を始めよう 言語機能の仕組みから探る日本語スペイン語対照研究』を刊行しました。

言語を用いる時に無意識に従うルールは、人間なら全て脳に備わる言語機能に蓄えられている。その観点から、言語機能の仕組みという同じ器に入れて日本語とスペイン語を対照させると、意外な共通点が見え、同時に相違点もより明白に。これまで気が付かなかった新たな視点で、複数の言語を対照研究する入門書。スペイン語学習での疑問やつまづきを解決するヒントにも。各章ごとの練習課題と関連文献を更なる考察の参考に。


片岡喜代子著『対照理論言語学を始めよう 言語機能の仕組みから探る日本語スペイン語対照研究』



2026.3.27

『日本語音声コミュニケーション 14』を公開しました。

日本語音声コミュニケーション学会の学会誌(電子雑誌)です。 本号よりオープンアクセスとなりました。


『日本語音声コミュニケーション 14』



2026.3.25

木村護郎クリストフ・尾辻恵美著『ことばをどう捉えるか 言語の自明性を問い直す』を刊行しました。

国や地域、民族などによって言語を命名して把握することに疑問が呈されている。「○○語」よりもむしろレパートリーに注目すべきではないか。さらには、「言語」概念自体を再考すべきでないか。その疑問は正当といえるが、「言語」か「レパートリー」かという二分法にしてしまうと、かえって構築されることばのダイナミズムを捉え損ねてしまう危険性もある。二人の研究者による、言語の存在論と認識論を問い直す徹底した議論の書。


木村護郎クリストフ・尾辻恵美著『ことばをどう捉えるか 言語の自明性を問い直す』



2026.3.24

鍋島弘治朗・楠見孝・内海彰・河野哲也・菅村玄二編『メタファー研究 3 特集:身体性・AIはメタファーを理解できるか』を刊行しました。

言語学、心理学、工学など様々な立場からレトリックを研究し、意見交換する場である日本語用論学会メタファー研究会の発表を中心としたシリーズ。執筆者:河野哲也/菅原和孝/三村尚彦/加藤祥・浅原正幸/福市彩乃・村上祐介・菅村玄二/崎田(山本)佑実・菅村玄二/岡村心平/児玉北斗/矢野恵夢・下手大生・林田佳子/秋田喜美/武藤彩加/町田章/杉本巧/鍋島弘治朗/吉田勇翔・梅村奏子・狩野芳伸/ジェプカ・ラファウ、竹下昌志/楠見孝


鍋島弘治朗・楠見孝・内海彰・河野哲也・菅村玄二編『メタファー研究 3 特集:身体性・AIはメタファーを理解できるか』



2026.3.23

奥村みさ・菅野敦志編『多民族都市国家シンガポールの言語・文化政策の60年 国民統合政策と華語・華人エスニシティ維持・継承への模索』を刊行しました。

シンガポールは1965年の独立以来、多民族多文化都市国家の存続をかけ、経済戦略と共に国民統合を目指し、多文化共生を可視化すべく景観整備に取り組み、英語中心のバイリンガル教育政策を実施してきた。本書はこれら政策の変遷を辿り、功罪を分析し、英語化進行による言語文化社会的影響、特に華語・華人エスニシティの維持・継承への影響を論じる。執筆者:荒川雪、イワサキチエ、奥村みさ、郭俊海、坂口可奈、菅野敦志、藤井久美子


奥村みさ・菅野敦志編『多民族都市国家シンガポールの言語・文化政策の60年 国民統合政策と華語・華人エスニシティ維持・継承への模索』



2026.3.17

仲潔・亘理陽一・藤原康弘著『先生、英語ってなぜそう教えるんですか? 学生の疑問から考える英語科教育法』を刊行しました。

一歩進んだ英語教師の養成大学にようこそ!本書は、異なるバックグラウンドを持った英語教育の専門家が勤務する架空の大学を舞台にしている。英語教師を目指す学生の質問に「オフィスアワー」で応え、そのポイントを同僚3人が意見交換し、学生(=読者)に還元。英語教師になるための基礎知識を、大学で学んでいるかのように身につけられる画期的な書である。さあ、あなたも一歩進んだ英語教師の養成大学に入学し、英語教師への道を歩み始めよう!


仲潔・亘理陽一・藤原康弘著『先生、英語ってなぜそう教えるんですか? 学生の疑問から考える英語科教育法』



2026.3.16

森壮也編『ろう者と国家、教育の交差 アジア・アフリカ・南米における言語資本としての手話』を刊行しました。

世界の約7割は開発途上国である。どの国にもろう者がおり、そこには音声言語とは異なる手話がある。しかし途上国の手話についての研究は驚くほど少なく、その実態も分かっていない。本書は、途上国各国の手話の歴史と現状、言語政策との関わりを論じ、ろう者の社会や手話がマジョリティの社会や国家と教育を通じてどういった関係にあるのかを問う。
執筆者:森壮也、小林昌之、古田弘子、Neha Kulshreshtha、宮本律子、亀井伸孝、Marianne Rossi Stumpf、Ronice Müller de Quadros、近田亮平


森壮也編『ろう者と国家、教育の交差 アジア・アフリカ・南米における言語資本としての手話』



2026.3.10

丹羽みさと編『五感で読み解く近世文芸』を刊行しました。

文字は二次元の媒体である。しかしながら、それを書いたものが人であるならば、その文章には目、耳、鼻、舌、皮膚という身体器官で感知した要素が含まれていよう。本書は、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚という五つの感覚、すなわち「五感」から、戯作や和歌、俳諧、歌舞伎、色道、国文学、漢学など江戸時代の文芸を捉え直そうとする試みである。 執筆者:青山英正、石上阿希、井田太郎、稲葉有祐、大高洋司、川下俊文、神林尚子、小林ふみ子、佐藤温、丹羽みさと、水谷隆之、三ツ松誠、渡辺憲司


丹羽みさと編『五感で読み解く近世文芸』



2026.3.6

中村佑衣著『三島由紀夫の作家像形成のストラテジー』を刊行しました。

三島由紀夫の作家としての立場を確固たるものにしたのは『金閣寺』であるが、その三島のイメージを固定化してよいのか。本書では、従来は看過されてきたそれ以前の短編小説にも光を当て、ニーチェなどの哲学思想から三島の文学理論を解釈し、三島の作家像の生成と脱構築の過程を辿り、従来の確固とした三島像を問い直す。三島が求めた固定化されない作家像は、メタバースが普及しつつある現代の主体の在り方にも通じるものがある。


中村佑衣著『三島由紀夫の作家像形成のストラテジー』



2026.3.5

半沢幹一著『近代小説にとって会話文とは何か』を刊行しました。

前著『古典文学にとって会話文とは何か』の続編である。ここに言う「近代小説」とは明治期の作品であり、仮名垣魯文「安愚楽鍋」から森鴎外「雁」までの13作品を取り上げ、それぞれにおける会話文の様相を記述した。言文一致化が地の文の改変である中、それへの引用としての会話文が各作品においてどのように位置付けられ、どのような役割を果たしたのかについて、それぞれの文体や主題、構成・展開、人物像などとの関係もふまえながら、論じた。


半沢幹一著『近代小説にとって会話文とは何か』



2026.3.3

川端元子著『現代日本語の程度表現の研究』を刊行しました。

現代日本語の程度表現には、副詞を含むさまざまな言語形式がある。本書は、従来の研究をふまえつつ、程度副詞をはじめとする比較構文を含む多様な程度表現形式の特性を探る。程度評価のあり方がその表現が設定する程度スケールの異なりに起因することに注目し、程度スケール上に設定される基準や発話の前提をもとに、程度表現がどのような意味の違いを持つのかを整理する。そして、程度表現が多様化する要因を解き明かす。


川端元子著『現代日本語の程度表現の研究』



2026.3.2

中村明裕著『荷田春満と日本語音調史の研究』を刊行しました。

本書は、国学の始祖とされる荷田春満とその門人が書き残した語彙集を分析し、それに反映された当時の日本語の音調を明らかにする。あわせて日本語学史上の春満の位置づけを考察し、その時代に先んじた言語研究に光を当てる。生没年も生育地も明らかな春満自身による記録は、京都アクセント史上の貴重なマイルストーンとなりうる。さらに、春満による記述は東部方言のアクセントにまで及び、日本語アクセント史全体への示唆に富む。


中村明裕著『荷田春満と日本語音調史の研究』



2026.2.26

西脇沙織著『論証意味論入門 語・発話・テクスト・発話活動の言語学』を刊行しました。

フランスで「論証意味論」と呼ばれる意味へのアプローチが発展している。この学派はソシュールやバンヴェニストらの語と語の関係性から意味を捉える立場を批判的に継承することで、意味を世界の事物や事態と結びつける意味論と対峙する独自の潮流を形成し、「語と語の論証的関係性」という観点から、語、文、テクスト、発話活動を分析する道具立てを提供する。本書は、理論の理念と研究成果を解説する国内初の概説書である。


西脇沙織著『論証意味論入門 語・発話・テクスト・発話活動の言語学』



2026.2.25

澁谷秋著『『續三綱行實圖』研究』を刊行しました。

本書は、朝鮮時代の長きにわたり刊行された教化書のひとつである『續三綱行實圖』を多角的に解き明かす研究書である。朝鮮書誌学の観点から刻手名や版木の特徴を詳細に分析し、今まで不明確だった現存資料の系統関係を解明し系統図として描いてみせた。また、朝鮮語学の視点から、諺解文のテキスト比較を行い、版ごとのテキストの特徴を記述した。朝鮮書誌学や朝鮮語学だけでなく、歴史言語学、文献学にも有益な一冊。〈日本学術振興会助成刊行物〉


澁谷秋著『『續三綱行實圖』研究』



2026.2.24

林良子編『日本語韻律の音声的特徴とその習得』を刊行しました。

日本語学習者による韻律の習得研究は、重点領域「日本語音声における韻律的特徴の実態とその教育に関する総合的研究」(1989~1992)により広がった。本書では、東京語アクセントテスト、OJAD開発等の研究史を振り返り、国内外の音声指導、学習者音声の韻律的特徴、日本語音声の国際化と、盛り沢山の内容で日本語学習者音声研究の過去から未来に迫る。
執筆者:阿部新、磯村一弘、上山素子、王睿来、王可心、金村久美、河津基、木下直子、木元めぐみ、クリス シェパード、柴田智子、孫悦、伊達宏子、陳凱僑、中川千恵子、中村堯、波多野博顕、林良子、松田真希子、峯松信明、林萍萍


林良子編『日本語韻律の音声的特徴とその習得』





2026.2.20

磯邉美香著『可能性から始める組織開発 デザイン態度とポジティブアプローチの経営学的研究』を刊行しました。

本書は、デザイン態度とポジティブアプローチを軸に、組織開発における実践的知見を探求した研究成果をまとめたものである。株式会社ゆめみや株式会社サイバーエージェントの事例を通じて、デザインが組織文化や意思決定に与える影響を分析し、デザイン経営の実践的側面を明らかにする。デザインと組織開発を統合的に捉えるアプローチを提案し、企業における変革プロセスを具体的に示す。実務者にも研究者にも有意義な内容を提供している。


磯邉美香著『可能性から始める組織開発 デザイン態度とポジティブアプローチの経営学的研究』





2026.2.19

吉田雅昭著『戦後の国語学者の国語教育論』を刊行しました。

日本語を言語学的に研究する日本語学(国語学)と教科教育の視点から国語(日本語)を研究する国語教育学は関連する領域であり、教育制度が大きく変化した戦後期には当時の国語学者から様々な国語教育論が提唱された。本書では、時枝誠記の国語教育論を中心に藤原与一、奥田靖雄、鈴木重幸といった各研究者の理論を取り上げた。日本語研究の立場による国語教育論の内実を論じ、言語教育としての国語教育の在り方について考える。


吉田雅昭著『戦後の国語学者の国語教育論』



2026.2.18

段書暁著『清末科学小説の想像力 伝統と近代の狭間にある文学』を刊行しました。

太陽系を駆けめぐる霊魂、八卦をかたどった翼を持つ宇宙船……西洋近代の知に接し「三千年未曾有の大変局」に直面した清朝末期の中国人の想像力は、新しい世界を多層的なパノラマとして文学に描き出した。本書は「天」「夢」「鏡」などのキーワードを軸に、清末科学小説における文学と科学、伝統と近代の交錯を分析し、荒唐無稽にも見える物語に潜む思想的課題を掘り起こす。「中国はいかにして近代へと踏み出したか」という重大な問いに迫る。〈日本学術振興会助成刊行物〉


段書暁著『清末科学小説の想像力 伝統と近代の狭間にある文学』



2026.2.9

川上尚恵著『戦後日本語教育はどう実践されてきたか 政策および体制の構築と関連して』を刊行しました。

戦中、日本語教育が軍事・政治的目的から推進されてきたことはよく知られている。では、終戦以降、日本語教育はどうあったのだろうか。本書では、戦中から1970年代頃までの社会の変化を背景に、留学生・技術研修生への日本語教育、日本語教師の育成・海外派遣などのテーマを検討し、日本語教育の実践や課題が社会的課題や政策とどのような関わりにあったか迫る。日本語教育政策が推進されている「今」を考えることにもつながる一冊。〈日本学術振興会助成刊行物〉


川上尚恵著『戦後日本語教育はどう実践されてきたか 政策および体制の構築と関連して』



2026.1.23

佐々木瑞枝監修 『巡り合い』編集委員会執筆『日本語 巡り合い 3』を刊行しました。

「日本語教育参照枠」の示す5つの言語活動を意識して作成された日本語教科書。導入部—マンガの会話を「聞く」、マンガの内容について「話す」、タスク&アクティビティーで「やり取り・発表する」、読解文を読んでタスク&アクティビティーで「書く」で構成する全18課。話題のテーマは生活・就労・留学・Can Doを意識して選択。3巻は新しい登場人物も迎え、大学2年生の様々な活動が描かれる。(中級 JLPT N3~N2、CEFR A2~B1対応)★音源はネットで提供


佐々木瑞枝監修 『巡り合い』編集委員会執筆『日本語 巡り合い 3』



2026.1.21

渋谷良方著『認知社会言語学への招待 認知言語学の新しいアプローチ』を刊行しました。

実際の言語使用には、常に変異が伴う。この側面は、認知言語学では長らく十分に論じられてこなかった。しかし、変異を無視して、言語使用を十全に理解することは不可能である。本書は、認知言語学の社会的転回を象徴する「認知社会言語学」について、多様な研究成果を紹介しながら、この新しいアプローチの理念、分析に用いられる方法論、そして得られた結果の解釈のなされ方を詳しく解説する、国内初の包括的な概説書である。


渋谷良方著『認知社会言語学への招待 認知言語学の新しいアプローチ』



2026.1.16

名嶋義直編 新井克之・神吉宇一・名嶋義直著『あらためて「日本語教育の参照枠」を読みなおす』を刊行しました。

『日本語教育の参照枠 報告』が世に出てから4年になり、日本語教育の制度や実践の形も大きく変わりつつある。そのような今こそ、『日本語教育の参照枠 報告』をしっかりと読んで、その理念や方向性、光と影、自分自身の向き合い方などを一人ひとりの日本語教育関係者が考えていく必要がある。本書はそのような「読み」と「対話」のきっかけを作り出す本である。


名嶋義直編 新井克之・神吉宇一・名嶋義直著『あらためて「日本語教育の参照枠」を読みなおす』



2026.1.14

横溝紳一郎著『日本語教師を育てる』を刊行しました。

「日本語教育推進法」の施行に伴い、日本語教育そして日本語教員養成機関への新たな期待が生まれている。しかしながら、急激な変化に今後の見通しが見いだせず、混乱する日本語教育関係者も少なくない。そのような状況に対応するためのガイドブックとして「読者に知識だけでなく、できれば『勇気と希望』を与えるものをめざしたい」という思いで本書を執筆した。日本語教員養成機関としてのプログラムを提案する。


横溝紳一郎著『日本語教師を育てる』



2026.1.1

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