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2025.12.9(火)

なぜ?を大事にする



昨日出社すると、先輩スタッフ2名が週末に髪を切ったようでさっぱりしていました。実は私も週末に髪を切ったのですが、整える程度だったので家族にさえ気づかれていません。美容師さんと「よいお年を」とご挨拶をして、今年も終わりに近づいていることをしみじみと感じました。

さて、ひつじ書房で仕事をしていて、さまざまなことを教わりながら最も痛感するのは、物事には理由があるということです。最近教わったのは、ゲラの校正作業に修正液を用いるのはあまり望ましくないということ。はじめはなぜだろう?と思いましたが、理由を聞いて納得しました。修正液は乾くのに時間がかかるからです。乾くのを待つ間に、続きの校正作業を進める人が多いのではないかと思います。するとどうなるか。乾くのを待っていたことをそのまま忘れて、修正液で消しただけになってしまう可能性があります。そういった理由なので、使うなら修正テープはOK(ただし、使う場合は他の場所を消さないように気をつけること)だそうです。もしくは、間違えた赤字にそのまま赤ペンで取り消し線を引いて消すのがよいと教わりました。やみくもに「修正液は使わない」と覚えるのではなく、「なぜ使わないのか」という理由を大事にして、きちんと仕事に生かしたいと思います。

こまめに目薬をさし、肩も首もぐるぐると回しながら、校正作業に勤しむ日々です。体もほどほどに労りながら、ひとつずつ学んで成長してゆきたいです。






2025.12.3(水)

名刺と名刺入れ



12月に入り、寒さも乾燥も一段と厳しくなってまいりました。「サブクレードK」という名前の、変異株のインフルエンザが流行しているそうです。体を温めて、栄養もしっかりと摂取し、予防に努めたいと思います。

さて、この頃の私は3つの学会に参加いたしておりました。新人が学会に参加したら必ず行う重要なこと……そのうちのひとつは、名刺をお渡しすることです。諸先輩スタッフの過去の日誌でも幾度か言及されていますが、ひつじ書房の名刺は少し変わっています。二つ折りなのです。お渡しすると、「ほほう、二つ折り!」等とおっしゃる方はとても多いです。この話題だけで、アイスブレイクになるので助かっています。「2枚重なっていますよ、1枚で大丈夫です」とお申し出いただいたこともあるので、よほど珍しい形状なのだろうと感じます。

弊社の名刺の形状も変わっていますが、私の名刺入れも少し変わっています。鮮やかなピンクのグラデーションカラーの、革製のものです。実は、この少々珍しい名刺入れに目を留めていただいて、アイスブレイクになればいいなと目論んで選んだのですが、弊社の名刺自体の形状があまりに珍しいので、今のところ目論みは不発に終わっています。しかし、二つ折りの名刺はかさばるのでこまめに補充しなければならないのですが、思いがけず私の名刺入れは大容量だったので幸運でした(容量のことは全く考えになく、色が気に入って選んだものでしたので)。

時節柄、みなさまもどうぞご自愛くださいませ。






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