『プロセスで学ぶ大学生のレポート・論文作成』
『プロセスで学ぶ大学生のレポート・論文作成』(今村圭介・原田幸子編)を刊行しました。
本書は、主に初年次の大学生向けのアカデミック・ライティングの教科書です。編者の今村先生と原田先生が勤務されている東京海洋大学の「日本語表現法」の授業(105分×13回の授業)での経験をもとに作成されています。
内容紹介:
大学初年次生を主な対象とした、作成プロセスを重視したレポート・論文作成のテキスト。生成系AIなど様々なツールを利用し、典型的な作成プロセスを体験しながら、レポート作成方法を学ぶ。作文技術や作法を学ぶと同時に、個人の自由な思考と協同学習を促し、後のレポート作成や卒業論文作成に活かす。同時にOfficeやメール、発表方法など、初年次学生が身につけるべきスキルも学ぶ。執筆者:伊藤茉莉奈、今村圭介、宇賀持綾子、小畑美奈恵、後藤大輔、原田幸子
類書が多い中での本書の特徴は、レポート作成のプロセスに重点をおいている点です。典型的な作成プロセスを経験しながら、レポート作成に必要な知識の要点をコンパクトかつわかりやすく学べる構成となっています。また、大学生の多くがレポート作成に利用している生成系AIについて1章を設け、その利用方法や注意点に触れています。さらに学びたい方のために、各章には選りすぐりの「参考文献」も紹介されています。
さらに、教授用資料として、著者の先生方が授業で使用しているパワーポイントも提供しています。本書購入後、案内に従ってダウンロードしていただく形式となります。各大学のカリキュラムに合わせて変更してご利用いただけます。パワポの準備には大変な労力がかかるのではないかと思いますので、ぜひ本書と合わせてご活用いただければと思います。ご採用をご検討いただけますと幸いです。
誌面も読みやすさに配慮して作成しておりますので、お手に取ってご覧ください。15章、170頁、A5判で軽量です。卒業まで(あるいはそれ以上?)手元に置き、参照していただける一冊だと思います。よろしくお願いします。
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