2022年もひつじ書房の「研究書出版支援オープンオフィス」を行います。
研究者の方のために学術書・研究書の刊行の支援をしたいと思っています。そのために、「学術書の刊行の仕方」はブックレットのかたちで刊行する予定ですが、もう少し時間がかかりそうですので、簡易版の小冊子をつくりました。ご希望の方は、ひつじ書房編集部までお申し込み下さい。ご専門の分野を教えて下されば、無料でお送りします。残部はわずかです。お申し込みのメールアドレスは、toiawase(@)hituzi.co.jpです。
出版を希望されている方で、出版について今まで考えたことがないのでよく分からないという方は、ひつじメール通信を購読されることを強くお進めします。
ひつじメール通信を購読ひつじメール通信は、ひつじ書房の刊行物の情報と学会・研究会の情報などに加えまして、学術書の刊行についての情報を連載しています。まずは、学術出版をするということはどういうことなのかということを、出版社の側がどう考えているかということについて、知っていただきたいと思いますので、強くおすすめします。
また、ひつじ書房で本を出されたいと思う方であれば、ひつじ書房の本を1冊も読んだことがないということはないと思いますが、まれにそのような方もいらっしゃいます。どういう本作りをしているのか、といった点は買って、読んで調べてから、ご相談下さいますようおすすめします。
出版提案書
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論文(原稿)の送付
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編集部で必要と判断した場合、レビュワー・査読者による査読
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提案下さる先生による内容についてのプレゼンテーション
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刊行に向けてすすめるかどうかの相談
条件や希望をご相談します。科研の公開促進費の申請を行うかなども相談します。
刊行の検討のプロセスで、レビュワー・査読者に見てもらうこともあります。
その場合は、提案下さる先生からご紹介いただきましたレビュワー・査読者と弊社のアドバイザー的なレビュワー・査読者の先生のコメントと弊社編集部の考えを照らし合わせまして、検討いたします。
以下のような点を書籍にするために検討して、必要があれば改稿することが必要になるかも知れません。
●内容
●目次立て(構成)
●書名、章のタイトル
●長さ
●参考文献の正確さ、表記
●表記の統一(統一が必要かどうか)
●表記言語が英語の場合であれば、ネイティブチェック、copy-editing。
改稿あるいは整理を加える場合に、小社の執筆要項を参考にしていただくとよいと思います。以下のページをご覧下さい。
これらの点について学術出版編集者の立場から、助言やコメントを申し上げることがあります。
執筆要項と例文執筆要項があります。
出版助成金についてお知りになりたい方も多いでしょう。簡単なガイドです。