ひつじ書房とは?
1 世界でもっとも日本語の言語学の研究書を出している学術書の出版社である
ひつじ書房は、日本のことばを研究する本をだしている出版社です。日本語の言語学のジャンルでは、日本でもっとも質、量とともに充実した研究書を出しています。ということは、世界でもっとも日本語の言語学の研究書を出している出版社ということになります。
いくつか実績をあげますと『日本語記述文法の理論』で金田一賞を受賞しました。2003年に『日本語修飾構造の誤用論的研究』(加藤重広)で、新村出(しんむらいずる)賞を受賞しました。さらに2004年には『方言学的日本語史の方法』(小林隆)で、2005年には『複合動詞・派生動詞の意味と統語 モジュール形態論から見た日英語の動詞形成』(由本陽子)で、3年連続で新村出賞受賞しています。賞をとっていることが、すなわち、実績というわけではありませんが、新村出賞を3回、さらには連続して受賞した出版社は他にはありません。ひとつの実績と言えるでしょう。日本語が中心ですが、英語で書かれた言語研究書も刊行しています。危機に瀕した言語の研究報告『Studies in endangered Language』(絶賛、在庫中)も刊行しています。女性のことばについてのフィールドワークからデータ提供まで行っている『女性のことば 職場編』のような社会言語学的な書籍も出しています。
さらに、インターネットにおける知的なムーブメントに関連する本として『インターネット快適読書術』(ほぼ品切れ)や『見られるサイト見られないサイト 21世紀の女性市場』、加えてインターネットと出版についての本『ルネッサンスパブリッシャー宣言』などや出版の幻想についての研究ともいえる『文学者は作られる』を刊行しています。
2 知と出版の関わりについて日本でもっとも考え、行動している出版社です
出版の社会的な機能のとらえ直し、図書館と市民の知の課題などに取り組んでいます。
3 新しい時代の出版社としてもっとも注目されている出版社です
『本とコンピュータ』の座談会に参加、出版の業界紙「新文化」、「文化通信」、書店業界の新聞「書店新聞」にも執筆。書評紙「図書新聞、」図書館では『図書館の学校』には連載しています。常に時代に先駆けて、問題提起を行っています。ボイジャー社と提携して、パソコン上でテキストを本のように読むテキストブラウザーT-Timeを販売しました。
言語学出版社フォーラムを作りました。
新しいひつじの刊行物の連関
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓