このページは提案書についてのとりまとめたものです、研究書の刊行については
研究成果公開促進費・出版助成金を利用した著書の刊行の仕方もご覧下さい。ひつじ書房は、次のことを社是(活動の方針)として出版活動を行っています。
ご提案いただきます内容について小社の編集サイドで検討いたしますので以下の提案書にお書き添えの上、以下のメールアドレスまでメールでお送り下さいましたら幸いです。1週間以内にお返事さしあげますので、もし、こちらからの返事がありません場合には、恐縮ですが、再度メールをお送り下さい。
簡単で結構ですので、以下の要領でご自身の立場からで、お教えください。
まことに恐れ入りますが、提案書をお送り下さる場合、以下の例のようにファイル名を書き換えてお送り下さいますと幸いです。
例
proposal-tantyov05.doc
↓
(田中先生が、2011年6月7日にお送り下さる場合)
proposal-tanaka_20110607.doc
以下のようなプロセスですすめます。ただし、順番が前後したり、途中を省略したりする場合もあります。
・proposalの検討
弊社の編集部でまず、弊社の出版物として刊行できるものなのかを検討します。proposalはできるだけ分かりやすく、魅力的に書いてください。
また場合によっては、全体の目次にそって概要をお送りいただくこともあります。テーマとその論証過程がわかるように、各章ごとに200字から400字で、結論についても400字程度でお願いしています。
・原稿をお送りいただく
・査読
外部の査読者を選んで、査読をお願いすることがあります(必須ではありません)。この段階に入りましたら、ひつじ書房に出版について最優先権をいただいて、優先権のもとに進めることになります。(この段階では、刊行をお約束するわけではありません。)
また、著者ご本人に、査読者のご紹介をお願いすることがあります。ご協力をお願いします。
・プレゼンテーションしていただく
編集部でプレゼンテーションをお聞きした上で、刊行に当たっての条件をご提示します。日本学術振興会の研究成果公開促進費の申請と交付を前提にする場合もあります。
現実問題として、全般的に研究成果公開促進費の交付を前提とすることが多いことを申し添えます。
申請時には、ひつじ書房のノウハウをもとにお手伝いします。
出版助成金を申請することになりましたら、先生に申請書をお書きいただくことになります。弊社へは、申請時に添付する原稿のコピーをお送りください。原稿の分量から、価格を検討し、提出用の見積もりを作ります。
(日本学術振興会の科研費(研究成果公開促進費)の申請書は、日本学術振興会のHPからダウンロードできます。また、以下の説明はこの助成金についてのものです。他の助成金の場合は、スケジュール等が違う場合があります。)
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/index.html
価格案と部数の案を先生にお伝えします。
見積書を作成します。
日本学術振興会の場合ですと、次の年の4月頭に申請の採択・不採択の決定が届きます。
通れば、6月までに印刷所に組み入れる原稿とデータをいただいて、翌年の2月中(年度内)に刊行と言うことになります。
私どもとしましては、学術振興会の助成が通れば、基本的には刊行できます。助成金を受ける場合は、初版については、印税がありません。
できれば、献本用に50冊程度のお買いあげくださるとありがたいと思っています。
学術振興会の助成に通らなかった場合には、どうするかという点につきましては、いただきます原稿のコピーを拝見して、読者がどのくらいいるのかをもう少し正確に見積もりまして、ご相談させていただくことになります。
我々は、売れないものでも、価値があるものなら著者と協力して、何とか刊行する方向へ持っていくと考えています。歴史的な言語の研究であれば、現代語よりも読者は少なくなってしまいます。そうであっても、刊行しますが、読者が少なければ、本の値段は高くなります。ただし、古代語のジャンルであれば、ある程度値段が高くても、読者は購入してくれますが、それ以外のジャンルであると一定以上の値段では購入してくれなくなります。
その値段のご相談とともに、恐縮ではありますが、著者にご負担をお願いする場合があります。あくまで自費出版ではなく、(自費出版の場合には、印刷代、組版代、製本代、紙代、倉庫代、管理費、編集費を書き手にご負担いただきますが、我々は印刷代や製本代等のある部分をお願いすることがありますが、総経費の全額ではありません。)協力して研究書を出していくと言うことです。
どうぞよろしくお願いします。
●rodopiのプロポーザル
Submitting a book proposal