2003年1月30日(木)
コート・アンド・スパーク
夜事務所で仕事をしているが、少しばかり寂しさを感じるので、音を出している。ひつじのサーバーの大役を果たしてくれているサーバーのMくんは、MAC OS Xで、その中に入っているiTuneはなかなか優れものである。つまり、インターネットラジオを聞いているということ。私の好みは、プログレシッブロックと地声の綺麗で朗々としているアコースティクなものなのである。ピーター・ガブリエルとかコート・アンド・スパーク(ジョニ・ミッチェル)みたいのが好きなんですが、alt-rockのカテゴリーにSOMAFMというのとRADIOIOというのがあって、これがなかなか気に入っている。
両方とも当然のことながら、ホームページを持っていて、さらにはDONATIONをサイトで求めている。具体的にこんな回線を使っていて、それにはこれだけのDONATION(投げ銭)が必要ということがでていて、SOMAFMは、アマゾンのhonor systemとpaypalの仕組み、RADIOIOは、paypalの仕組みを使っている。クレジットカードを使っていないのが、不思議なところである。
こうしてみると投げ銭は当然の前提になっているようだ。といっても、このサイトをお金を払って聞こうとする人がいるのだろうかと疑問を持たないわけではない。どうなんだろうか?
さて、町のミュージシャンみたいな存在が、生きていけるビジネスモデルというモノはあるのだろうか。ビッグなアーティストもかかっているのだろうが、雰囲気はライブハウスで楽器を弾いているシンガーソングライターという趣である。歌い手の側のビジネスモデルはどういうものなのだろうか?50人くらい入れる場所があって、月に、10回くらいできれば、500人、1人に3000円ずつ出してもらえば、150000円。実際に手にはいるのは、7万円くらいか。もし、CDが、100人に売れれば、2800円で、280000円。このうち、半分入れば、140000円。地元のCDショップで、月に100枚売れて、こっちは20パーセントのロイヤリティとして、56000円。とすると
70000円+140000円+56000円=266000円
どうにかなるくらいの収入だろうか???このためには、地元のCD屋と地元のライブハウスが必須ということになるだろう。作られたマスセールスではなく、地に足がついたかたちで、生きていくとしたら、そういことが可能であれば、よいだろう。
「コート・アンド・スパーク」というのはいいことばだ。コートであることとスパークするものであること。
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