2003年1月27日(月)

ビジネス支援図書館のできた経緯

浦安市立図書館館長の常世田さんにビジネス支援図書館のできた経緯がどうだったかと聞かれて、まとめたメモ。

1997年 菅谷明子さんが水越伸さん(東京大学社会情報研究所)の紹介でひつじ書房の猿楽町の事務所に来られる
1997年 大山の本の学校で、常世田良さんと会う。

1998年4月 投げ銭システム提唱。
1998年11月 通産省と日経共催の幕張で開催されたデジコンで、松本が投げ銭システムの説明のブースをだす。その折り、松本のブースの隣のブースに用のあった竹内利明さんと会う。竹内さんは経営コンサルタント。(デジコンを知ったのは、福富さんのメールリストによる)

1999年5月 『ルネサンスパブリッシャー宣言』刊行。常世田さんに送ったところ、公共図書館で、電子的なデータベースを共同で購入しようと考えているとの手紙。
1999年 『インターネット市民革命』(岡部一明)で、アメリカでは図書館が市民活動の支援をする場所であるということを知る
1999年9月23日 投げ銭シンポジウム第2回 常世田良、富田倫生、北村年子
浜田忠久さん、小野田美都江さんが助けてくれる
「公共図書館は市民の活動を支援できるか」常世田さんから、菅谷さんの「進化する ニューヨーク公共図書館」を教えてもらう。山重さん、町田市議、吉田さん、出席。(投げ銭の中間形態として、公共図書館が市民の情報活動を支援するあり方を夢想したわけ)

2000年1月6日 菅谷明子さん浦安市立図書館で講演(菅谷さんのはじめての講 演)。この時に図書館の学校、小川さんが来て、図書館総合展での講演を決める。
2000年春 進化する図書館の会結成
この前後、複数会合あり。町田市議、吉田さんもこの時期は参加。
2000年春 『本とコンピュータ』の座談会で、秋田県立図書館の山崎さんの発言を読み、秋田まで会いに行く。
2000年春 図書館の学校連載開始、この中で「図書館でビジネスを起業した人」を 捜すが、見つからず。
2000年7月 竹内さんに、「図書館でビジネスを起業した人」を知らないかどうかを 聞く。

2000年秋
シンポジウム「市民活動を支援する公共図書館」岡部一明氏 進化する図書館の会、 JCAFEの共催
シンポジウム「公共図書館がデジタルでバイトを解消する」菅谷明子、常世田良、福 富忠一 進化する図書館の会、JCAFEの共催。
シンポジウム「国語教育とメディアリテラシー」菅谷明子、府川源一郎、宮川健郎 進化する図書館の会。
2000年秋 菅谷さんの図書館の学校の記事「アーリントン図書館」を竹内さんに転送 する。竹内さんから、経済産業省の若手キャリアに再転送。その後、竹内さんを介して、菅谷さんが、若手キャリアの方々と会う。
2000年11月 図書館総合展で、菅谷明子氏講演
2000年12月 根本彰先生の研究会で、蛭田廣一さん、齋藤誠一さんと会う。蛭田さんを電話でくどく。
2000年12月28日、通産省の一室で、ビジネス支援図書館推進協議会たちあげ。森田、常世田、蛭田、竹内、松本、松永、安藤

2001年1月 竹内さんが、進化する図書館の会へ参加
2001年1月 豊田さんが、進化する図書館の会へ参加
2001年1月15日 ビジネス支援図書館のメールリスト開始。
2001年7月 竹内さんの尽力により、中小企業庁から研究助成金をもらって、モデル事業を開始する。

2001年7月2日 第一回シンポジウムを東京電機大学で開催、300人集まる。
2001年秋 浦安市立図書館にてモデル事業開始〜2002年2月まで
2001年12月 富沢木実さんが、進化する図書館の会へ参加

2002年3月 都政新報の座談会で、糸賀先生にあう。
2002年4月 糸賀先生と竹内さんあう。
2002年6月 東京都でビジネスライブラリー、TokyoSPRINGがはじまる。
2002年6月 デジタルライブラリアン講習会で、竹内さん講演

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