2002年12月3日(火)

サーバーの逆引き

立教大学の先生にメールを送っても、戻ってきてしまうということが、たびたびあった。立教のメールサーバーの調子がわるいんだなくらいしか思っていなかったが、これはもしかしてということで、メディアセンターのサーバー管理者に問い合わせてみると、メールがきた。ドメインネームサーバーが逆引きができないとのこと。

私たちは、たとえば、www.hituzi.co.jpと入れて、ひつじ書房のホームページを見ることができる。実際には、番号であるのだが、www.hituzi.co.jpでアクセスできるのは、ドメインネームサーバーが働いているからである。www.hituzi.co.jpは、このドメイン名だけではなく、IPアドレスと呼ばれる番号も持っているわけだ。番号の方から、検索をかけるのが、逆引きということ。最近のようにウイルスや迷惑メールが次々とおくられてくるようになってしまったので、大学や組織のサーバーはセキュリティを強化している。メールが送られてきたとき、そのメールがちゃんとした実在するサーバーから送られてきたモノなのか、逆引きして、チェックを掛けるようになっている。hituzi.co.jpと名乗ってメールを送っていながら、実際には存在しないメールサーバーであったりすることもあるからだ。少し前に比べてチェックが厳しくなっているということだろう。

サーバーの設定が上手くいっていなかったために、そのような逆引きができなかった。そのために、実在しないサーバーからのメールであるかのように誤解され、受信を拒否されてしまっていたと言うことがわかったのである。設定を2日かかりで訂正した。

そのおかげだったのだ。最近、メール通信を出しても戻ってくるのが多くなっていたのは。今回の立教大学の方に問い合わせてはじめて、その原因がわかったのである。

メールでひつじ通信を出そうとしたやさきだったので、ちょうど良いタイミングであったということになるだろう。今までしばらく届かなかった方、原因はわかりました。もっと早く原因を特定しないといけなかったんですね。反省しております。本日、メール通信を出しましたので、今まで届かなかった方でいきなり届く場合があると思います。一方、拒否のため、メールが戻ってきてしまったので登録を削除してしまった可能性もある。登録していながら、こないという方はどうぞ松本宛、ご連絡下さい。

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