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ビジネス支援図書館推進協議会と浦安市立図書館、それに市民団体である「ビジネスコミュニティ浦安」の共同で行っている浦安セミナーの第３回目。ビジネスコミュニティ浦安のメンバーでもある稲山さんのマーケティング調査の講演が行われた。会場はほぼ満席の状態であり、内容は充実したものであった。また、参加者は、地元浦安の方々がほとんどで、根付いてきたように感じる。
私自身の関心で言うと、マーケティングということばは知っていても実際にどのようなことをやっているのか、どういう考えなのか、具体的に理解できていないので、本の出し方を変えようと思っているまさに第二創業の時期に、勉強し直したい、きちんとしたものを聞きたいと思っていたというグッドタイミングなセミナーであった。社員にも参加を呼びかけ、３名が参加してくれた。どのように感じたのだろうか。聞いてみよう。
出版にとってのマーケティングとは何なのか、答えが出たわけではないが、ヒントがつかめたように思う。マーケティングというのは、調査だけではなく、市場を作る、開発するということも含まれているものだろう。どうやって市場を作っていけばいいのか、既存の出版市場が縮小に向かっていることはあきらかなのだから、新たに市場自体を作らなければならない。さらに、実際に売っていくと言うことであれば、書店という空間をどうかえていくか、などなど、関連する課題は少なくない。これを機会に、マーケティングというものを少し本気で勉強してみよう。
せっかくなので、リファレンスの部屋で、今月からは、仙台とか徳島などへの出張があり、徳島の路線バスの時刻について、しらべられませんかと聞いたところ、非常に懇切丁寧に調べてくれたことに驚いた。感動したと言ってもよい。路線バスの会社に電話してくれて、時刻まで調べてくれたのである。感無量。ありがたいことです。私たち自身のビジネスをも支援してもらったといえるだろう。これだけのことができるだけでも、非常に驚きである。
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