2002年6月2日(日)
検討用の原稿を、お送りくださる時
ここでの話は、本を出すか出さないかを検討する場合。その原稿を本にするかどうかが、まったく決まっていない段階での、原稿の送り方というわけだ。あらかじめ、送りますよとメールをいただいてから、送っていただく場合にしろ、何かの縁があってお送りいただく場合にしろ、気を付けていただきたいことは、開封しやすいようにしてほしいということ。お送りになる方は、自分の大切な原稿であるし、大事に大事に荷造りする。相手に失礼にならないようにという意味もあるのだろうが、過剰に梱包してしまうことがおおいようだ。ちょっとその点をしてきしておきたい。
以下のようなやり方は、絶対にやめてほしい。
●セロテープでがちがちにとじていて、封筒の幅をこえて、全面にまで回り込んでいるもの→この場合は、はさみを使わないとあけられない(めんどくさい)
●のりをがちがちに使って、封筒の上すみまで全部のりがはいっているもの→この場合は、はさみを使わないとあけられない(めんどくさい)
要は、あけてみる人の身になってほしいということ。のりが強い場合には、はさみで切るが、原稿がぎちぎちに入っていて、端が切れてしまう場合も少なくない。だから、とても気をつかうものなのである。極度に不器用な編集者の側のお願いである。日誌 2000年2・3・4月 日誌 2000年5月日誌 2000年6・7月日誌 2000年8月日誌 2000年9月〜11月
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