2002年3月11日(月)

面白さに対するリテラシー

東京大学の情報学環のプロジェクトMELLのシンポジウムに参加した。

懇親会とメディアリテラシー協会を作ったダンカンさんの講演と最後の総括に参加しただけで、前半のアートと遊びとメディアのセッションに参加できなかったことは非常に残念なことだった。

最後のまとめのセクションで、水越さんが元TBSの下村さんと千葉大の方を指名し、意見を聞いた。二人ともメディアリテラシーを面白くしたいと言っていた。その気持ちは20パーセントくらいはわかる。しかし、100パーセント「面白さ」ということについての疑いを持っていないのに非常に驚いた。面白いということは、いったいなんだんだろうか?そのように素朴でいられるということは、良いことである。テキストを売っているものには、とてもそのようにはなれない。強靭な精神力か、強固な感性かがあるのであろうか。

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