2002年3月10日(日)
大日本印刷ブンカムラ
『本とコンピュータ』の最新号が届いた。今回も、斬新な編集で驚く。本自体を章ごとに編集者を立てて、複数化すること、座談会で問題を述べ合うこと。それぞれが、かなり散発的で、拡散している。それをまとめあげている力量は、驚く。
同じような体裁の雑誌『ほんとう』のような雑誌が、内容は面白いのに、お金を払ってよむひとがいないだろうということを考えると、この点でもアクロバットに驚く。形態としての斬新さは驚くばかりである。ここまで拡散して、ここまでつなぎ止めることができることの極北だ。ブンカとはああやって売り物にしていくんだろう。
市民の情報システムを変えたいと思っている私としては、アクロバットの部分意外は無関係のようだ。実際に社会を動かしたい私は、文化やブンカの道を歩まないから。私は仕事とセイカツを変えたい。そのこと自体を商売していきたい。
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