2001年7月21日(土)

NPOよりも社会起業家といおう

うーん。私は民が公共を担い始めていることを信じている。その可能性は限りなく大きいし、また、そうならなければ、この社会はだめになってしまう、と思う。しかし、サラリーマンの人はNPOを担えないのではないかという思いが強くなってきている。NPOという組織を経営できないのではないだろうか。理由を述べる。

1 経営のセンスがない(ワークショップのマネジメントを習いにいくのはかえって最低の場合が多い)

2 文句ばかり言う(実行したり、成果をだすより先に口数が多い)

3 正論をいう(その言説がコンテキストの中で成立することがわからない)

4 使えない(口先は多いが、どうも事務能力に欠けていることが多い)

これらは、サラリーマンがつとまらず、儲からない会社のダメ経営者のひがみかも知れないが、どうもそんな気がしてきている。

とはいうものの、逆に経営者でもある人が運営しているか、他に食い扶持を持っていない人が実質的に仕切っているところは、感心するし、感動することがおおい。そうなるとサラリーマンの余技としてのNPOというよりやはりNPOという企業を経営する能力と考えた方がいいだろう。この点で、やはり、傑物はでてきている。しかし、それは社会起業家というふうな視点の方がいいのかも知れない。

9月にシアトルで開かれる社会起業家のコンフェランスにでようかと思っている。

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