2001年1月29日(月)
ああ、文京区の図書館―文京区の図書館は一回廃館にしてしまった方がいい―
私は、仕事場に自転車で通えるということで、文京区に住んでいます。しかし、文京区の図書館は、どうしてこんなに低レベルなのでしょうか。書くまいと思っていましたが、憤懣が自分の身体の中に蓄積し、毒素を出し始めている、このままではまずいという状況になってきましたので、公言しましょう。
先々週の木曜日
今、ひつじの事務所のキャビネットの構成を作り替えています。私は、野口由紀雄さんの整理法は、まったく使えないと思っているので、以前読んだことのある山根一眞さんの整理法の本をもう一度読んでみようと思いまして、山根で検索して、絞り込もうと思ったのです。タッチパネル式の検索機は、著者の姓だけで、検索するとその人の本が、存在しても、所蔵無しと答えます。山根さんの本が無いということは、ありえないでしょう。
カウンターで
私 「山根で検索してもでてこないのですが」
文京区「これだけありますよ」
私 「え? でも、あの機械では、どうして、所蔵無しと答えるのですか」
文京区「姓だけではなくて、名前も入れて下さいませんか」
私 「名前が分からなくて、みよじだけで、検索してから選ぶこともありますよね」
文京区「それはできないのです。名前だけで、データが多すぎるとそういう表示になるのです」
私 「せめて、所蔵無しではなくて、検索できませんので、カウンターに問い合わせて下さい、と表示できないのですか?」
文京区「・・・・・・」
私 「館長を呼んで下さい」
文京区が、館長を呼ぶ。来る。上記のことを伝える。
私 「この仕組みははっきり申し上げて、バグです。最初からおかしいです」
バグという意味がわからないらしい。
私 「どこがこのプログラムを作っているのですか」
文京区「コムコという会社です」
<以下省略>
カウンターで 2
私 「タイトルが不明なんですが、シャノンという人が作者名で、出版社名は明治図書なんです。タッチパネルで調べて、見つからなかったのでしらべてください。内容は情報関係です。」
文京区「シャノンではこの推理小説しかこの図書館にはありません」
私 「それは明治図書ですか?」
文京区「そういうわけではありません」
(この人は、私が情報関係の本を読みたいということを理解していないこと、このデータベースではその名前ではこの本がありますということをいうということが、自分がバカであるということを示すと言うことに気が付いていないことに驚く)
私 「余所から相互貸借で借りれますよね」
文京区「はい」
私 「どうやれば借りられますか?」
文京区「書名が分からなければだめです」
私 「書名はどうやって調べられるのですか」
文京区「・・・・・・」
私、キレル。
これは昨日の話です。書名を調べる本もないし、タッチパネル式以外に本を調べる装置もない。それは、図書館員が、調べる協力もしない。そういう発想はないのです。そういう発想もないので、使う側も、自分の本代の節約としか考えていない。早川文庫のミステリーのようなものを、何冊も検索している女性。彼女は、ブックオフよりもサービスは悪いが、無料であるから、いいだろう。そういうお客さんしかこないようになっている。小遣いの節約には期待できるかも知れないけれども、何かを調べたりするのには、何も使えない、そういう意図の人はそもそも来ない。一度、文京区の図書館は一回廃館にしてしまった方がいいのではないでしょうか。
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