2002年3月13日(水)

「本とコンピュータ」の鈴木書店の記事はきれいごとすぎる

書いている長岡さんは、出版の自由とかについても良く書いているライターである。最近はポット出版から『出版時評』という本を出した。私とほぼ同じ年くらいの気鋭のライターである。

でも、きれいごとすぎないだろうか?

人文書が売れないと言うことはどういうことなのか、根底的なルポを求めたい。鈴木書店を誰が殺したのか、これでは全然きれいごとすぎる。事情通の世間話ではなくて、どうしてなのかを共有しない限り、出版に未来はない。未来を作るためではなくて、世間話をするためにあるのだろうか。

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