学会がリモート開催だとして、そのそばにいること
2021年4月9日(金)

学会がリモート開催だとして、そのそばにいること

(4月7日にメール通信で配信した内容がもとになっています。)

春の学会はほぼ100パーセントリモートの開催のようです。ほぼというのは日本英文学会が、サイトに書かれていることばでは、リアルに開催するといういいかたをしているからです。他の学会はリモートで行うと告知されています。

昨年の末には日本語文法学会と日本語用論学会が、オンラインカンフェランスソフトのremoを使って、待合室と出店と懇親会を開催しましたが、この春にremoを使っての学会出店を受け入れることを決定した学会はないようです。こちらから、提案するべきであったのかもしれないですが、提案はしていません。提案を待っているということであれば、提案します。

学会はウェブサイトに新刊のPDFなどを使った掲示だけで出版社側は告知というかたちで営業活動を行うことになるのではないかと思います。

<静止した>情報だけをお伝えすることになることを踏まえると人が集まれるようなイベントといいますか、催しを開催するべきなのではないかと思います。前回のメール通信でお知らせしましたように多くの書籍を刊行しています。本が出たということだけでも知っていただきたいと思います。無理のない範囲で、ですが...

以下はまだ、決めていない案です。著者の方に10分くらいの自著紹介と質問10分くらいのzoom会議を行ってもらうようにお願いしましょう。学会の開催される週の木か金の夜の時間に行って、その録画を学会開催期間中に聴講できるようにしておくようなかたちにするというのではどうでしょうか。リアルに聴講できて、質問もできるようにして開催する。質問しなくても、参加できるようにしておくこと。学会開催期間中は聞くことができるようにしてもいいかもしれないです。あくまでまだ私の案です。

また、学会開催中のどこか、日曜日の11時から14時まではzoomの部屋に来てもらえるようにzoomの場所を空けておくというようにしてもいいかもしれません。お越し下さるのを待機している感じですね。2人目以降の方は、ブレイクアウトルームに言っていただくか、それとも最初に時間を決めてきていただくか...zoomの有料版のアカウントを1つ持っていますが、2人目以降の方には無料アカウントで対応させていただくか...リモートですとふらりと立ち寄るとかは難しく、来ようと思って立ち寄るような知り合いの方しか、起こしになれないのが現実なら、前もって時間を決めてもいいかもしれません。

音声だけでよいのなら、Clubhouseというアプリを使う方法もありますが、個人的には、口舌能力が乏しい、口が立たないので、「リモート会議」の方がまだやりやすいような気がします。編集者と呼ばれる仕事をしている人でも、口がたつ、弁舌の優れた人もいますが、私はそちら方面は丸で自信がない方なので、声だけだときびしいですね。

日本語学会は、remoを使った懇親会を考えているようで、出版社が参加して、顔を出して挨拶をするだけでなく、広報営業的な活動も行えるのか、検討して下さっているようです。期待したいと思います。

さらに、「房主より」を書いた後に、試してみて分かったことを述べます。zoomでもブレイクアウトルームというメインの場所から分かれて小部屋を作る機能があります。試してみましたら、集まってから、部屋を分けるということもできますが、立ち上げた時に複数の小部屋を作ることが可能でした。2人目の方から、別のZoomアカウントを使わなくても大丈夫ということです。その小部屋を使って、個別に相談したり、本の紹介をしたりするということもできます。懇親会ではなくて、学会の開催時間のこの時間は、zoomの場所でお待ちしていますとお伝えすることもできます。その機能を使った相談室を設定したいと思います。これはその時間に発表している人の邪魔をするという意図ではありません。数時間、立ち寄ることが可能にします。

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執筆要綱・執筆要項こちらをご覧下さい。



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