2021年1月19日(火)ふらふらと雑談ができるような場所(1月13日にメール通信で配信した内容がもとになっています。) ふらふらと雑談ができるような、研究室にアポなしで訪問して、もし、時間があればお話しすることができるよう時が懐かしい。実はここ数年というか、ずっとできていなかったのですが、この新型コロナ禍でいっそうできなくなっています。昔はできていたんですが、といって一体何時の話しでしょう。 メールとかZoomででも雑談ができるといいのですが、訪問するのではなくて、訪問できるようにする。事務所をリモートでオープンにする日でも作ろうか。毎週、金曜日の3時から5時までとか...。Zoomで場所を設定して、その時間は訪問自由にするであるとか...。 最近、重版する書籍では、CDやCD-ROMを付けていた書籍から、重版する時にCDやCD-ROMを外すようになっています。学生さんたちがCDプレイヤーを持っていないですし、パソコンにCD用のドライブがありません。CDやCD-ROMを聞いたり、取り込んだりするということがなくなっているのです。もし、物理的な媒体を付けるとするとUSBのメモリーくらいですが、こちらは安価には付けることができません。書籍の値段を上げたり、原価割れを起こしてしまいます。ということで、音源ですとオトバンクの音源提供サービスを使うとか、CD-ROMの場合は、ひつじ書房のサーバーにデータを置いてダウンロードしてもらうということになります。 教科書のCDやCD-ROMですとそれでサービス的に問題ないでしょうか。実際に採用されている教科書であれば、大学の「授業支援システム」のアーカイブにアップロードするということがあってもいいのかもしれません。実際の授業が行われている現場でどのようなニーズがあるのか、どのようにしたら、授業が行いやすくなるのかということを把握できていないと思います。 そのようなことは、日常的には非常に重要でも、そういう声というものは聞きにくいものです。雑談的な場があれば、お聞きしたり、授業で困っていることはないでしょうかと聞いたりすることもできるのですが、お会いできないとそのような声を聞くことができにくいです。 その代わりというのでもないですが、twitterなども情報収集の場所として活用していますが、発言する人は、意識的な人の発言が多くなりますので、もやもやしたものというのは聞き取りにいくいです。もし、こんなことに困っている、こうした方がよいのではないか、こんなことがあるけれど、どんなふうに考えますか、でもいいので、お問い合わせといいますか、思うことがあれば、思うことがなくても、どうぞお声掛けくださいますようお願いします。聞いても仕方が無いだろうとか、聞く耳持っていないだろうとか思うことはよくあることだと思います。でも、そんなことはないかもしれませんので、お気になさらず。 追記矢野先生が、そういう雑談の場所といいますか、交流の機会を作るために「言語学フェス」というものを企画されました。私も参加します。今週末の開催になっています。参加申し込みはすでに終わってしまっていると思います。私は、新刊の注文用紙をもってremoに参加します。あとは、テーブルに来ていただいたら、何かお話をするというのが、よいのか。remoは学会でのポスター発表に使われることが多いらしいので、何か「絵解き」のようなプレゼンをしましょうか。ひつじ書房の執筆要項の説明とか……。研究会を作って、それを書籍化することをお薦めするとか…… ------------------- 言語学フェス2021 現在、コロナ禍で学会が中止となったり、開催されても懇親会がないなど、研究者・学生間での交流の機会が少なくなっています。 日程:2021年1月24日(日)13:00〜(終了時間 未定) https://massayano.github.io/workshop.html#20210124 上のイラストは、書籍の装幀用に私が書いて、トレースした絵です。実際には使わないことになったのですが、話し合っているというか、仲間で学んでいるという情景を描こうと思い描いたものです。 ---------- 執筆要綱・執筆要項こちらをご覧下さい。 「本の出し方」・「学術書の刊行の仕方」・「研究書」・スタッフ募集について・日誌の目次・番外編 ホットケーキ巡礼の旅 日誌の目次へ
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