メディアとコミュニケーション叢書 第1巻
この世紀末、電子メール、webなど、インターネットで飛び交うテキストは、何を問いかけているのか?文学者を自認する人々さえ、驚くべきことに文字コードの問題に矮小化している。
ネットワークをつないで語り合え、そしてケンカもできる電子テキストとは、いったい何なのか? 紙を超えるものなのか、それとも・・・。
インターネットにとどまらず日常的に書くと言うことは、すでに電子的なメディアを媒介なしでは、考えられない。デジタルと言うことであぶりだされてきたものは、テキストそのものの問題なのではないのか?