2018年の振り返り
今年私が担当して刊行した本は以下の11冊となります。
1 A Comparative Study of Compound Words 2018.2
2 Grammatical Variation of Pronouns in Nineteenth-Century English Novels 2018.2
3 日本語語彙的複合動詞の意味と体系 2018.2
4 ロシア語学とロシア語教育の諸相 2018.5
5 コミュニケーションの方言学 2018.5
6 感性の方言学 2018.5
7 現代日本語における分析的な構造をもつ派生動詞 2018.6
8 21世紀の言語学 2018.6
9 メタファー研究 1 2018.7
10 認知言語学論考 No.14 2018.9
11 技能を統合した英語学習のすすめ 2018.9
編集以外では広告を担当しており、特に新聞関係は私が担当して出稿しているものが多いです。
来年はひつじ書房のツイッターでも掲載した広告をご案内していければと思います。
新聞広告は、各新聞社によってサイズが微妙に異なっていて、メインは三八つと呼ばれる、三段八分の一というサイズなのですが、1ミリ単位とかでサイズの指定が違います。
そうなると、たかが1ミリでも見た印象というのがやっぱり違ってくるので、行間を0.25ミリずつ空けたり、いつも試行錯誤しながら広告を作成しています。
デザインと言うほどたいしたことはできないのですが、それでも文字を並べてみてあーでもないこーでもないと配置や文字サイズをいじっていると、ふとした瞬間に、かちっとこれでしかありえないというような状態に落ち着くことがあります。元々そうであるべきデザインがあって、そこにようやくたどり着いたというような。
無意味にロマンチックな言い方をしてしましましたが、要はしっくりとくる形に落ち着くことがあるということです。
編集作業も、原稿から本の形になるまで、本によって編集者の関わり方は様々ですが、ざっくりと言ってしまえば文字の羅列を本という商品の形にパッケージングして世の中に出す仕事です。
私事ながらしばらくダイエットを続けていたおかげで会う人に会う人に痩せた?と心配そうに聞かれるのですが、それは良いとして、某ダイエットジムのキャッチコピーは「結果にコミットする」でした。
これはすごく良い言葉だなと思っていて、本の形に仕上げるためには、原稿になる前から校正まで様々な段階がありますが、そこにコミットして行きたいと考えています。 来年も、それぞれの企画があり得べき最善の形に仕上げられるように知恵を出して体を動かして仕事をしていきたいと思います。
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