今年の漢字
毎年、公益財団法人日本漢字能力検定協会が今年の世相を表現する漢字一字を全国から募集し、12月にその結果を発表しています。
京都の清水寺で、投票数1位となった「今年の漢字」を住職が大きな筆で書く様子がニュースなどで報道されると、年末だなあと実感します。
先日たまたま機会があり、私も初めて応募しました。最近はインターネットでの応募が主流なのかと思っていたのですが、メモ用紙サイズの応募用紙に漢字一字とその理由を書いて、専用の応募箱に投函するスタイルでした。
応募は現在、インターネット、はがき、応募箱で受け付けているそうです(全国の応募箱の設置施設、書店等の一覧は日本漢字能力検定協会ホームページで見られます。https://www.kanken.or.jp/kanji2018/)。
ここで過去10年の「今年の漢字」を見てみましょう。
2017年 北
2016年 金
2015年 安
2014年 税
2013年 輪
2012年 金
2011年 絆
2010年 暑
2009年 新
2008年 変
「世相を表す漢字」なだけに、オリンピックの開催年は「金」が多かったり、大きな事件や社会的な変化のあった年はそれを象徴する一字が選ばれたりしているようです。
今年は12月12日(水)に発表されるそうです。
地震や台風、豪雨など災害の多かった2018年の漢字はやはり「災」でしょうか(ちなみに2004年も「災」でした)。
世相とともに、自分の一年をふりかえる漢字一字を考えてみるのもよいかもしれませんね。
年を追うごとに一年の過ぎるスピードが速まっていくように感じます。
忙しさを理由に日々を疎かにせず、立ち止まって考えたり、ふり返ったりする時間を持てたらとおもいます。
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