2017年の振り返り
あっというまに年の瀬となりました。
今年刊行した本は以下の11冊です。
1 所有表現と文法化 今村泰也著 2017.2
2 グリム兄弟言語論集 ヤーコプ・グリム、ヴィルヘルム・グリム著 千石喬、高田博行編 2017.2
3 発話のはじめと終わり 小野寺典子編 2017.3
4 ロシア語文法 ポール・ギャルド著 柳沢民雄訳 2017.3
5 続猿蓑五歌仙評釈 佐藤勝明・小林孔著 2017.5
6 インタラクションと学習 柳町智治・岡田みさを編 2017.7
7 英語コーパス研究シリーズ 第7巻 コーパスと多様な関連領域 赤野一郎・堀正広編 2017.9
8 文章を科学する 李在鎬編 2017.10
9 日本語教育のためのはじめての統計分析 島田めぐみ・野口裕之著 2017.11
10 日本語語用論フォーラム 2 加藤重広・滝浦真人編 2017.12
11 話しことばへのアプローチ 鈴木亮子・秦かおり・横森大輔編 2017.12
一年間に担当した冊数としては、過去最高でした。
しかしながらまだまだお待ちいただいている原稿があります。精一杯つとめてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今年印象的だったのは、『グリム兄弟言語論集』が日本翻訳出版文化賞を受賞したことです。これは、過去1年で最も優れた翻訳書を刊行した出版社に対し贈られる賞ですが、翻訳者(著者)ではなく、出版社に贈られる賞というのは珍しく、たいへん光栄に思っています。
今後も、文化・学術の興隆に寄与できるような本を作っていきたいと思います。
今年は社員の育休や入れ替わりもあり、慌ただしい年となりました。
来年度は着実によい本を作っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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