学会シーズン
5・6月は学会が目白押しです。
今週末はなんと学会が6つもあるため、ひつじ書房はスタッフ総出での参加となります。
わたしは先週末と今週末、合わせて2週連続での参加です。
先週参加したのは方言研究会と日本語学会の2つの学会で、それぞれ甲南大学、関西学院大学が会場でした。22日に開催された方言研究会は、日本語学会に比べると規模は小さいですが50周年を迎えたそうです。
日本語学会は大規模な学会で、今回の大会は23日、24日の2日間をかけて行われ、ひつじ書房の他に21社の出版社・書店が書籍の展示・販売を行っていました。わたしが今までに参加した中で一番大きな学会でしたので、お金の数え間違いがないか、本の渡し間違えがないかなど色々と心配しましたが、社長、先輩方と手分けしてお客様の対応をし、無事に学会を終えることが出来ました。
ひつじ書房が参加する学会・ワークショップは様々です。日本語学会のように参加者が1日500人を超す学会もあれば、参加者50人以下の小規模なものもあります。
ただ、どの学会でも発表される研究成果・研究経過には興味を引かれるものが多いと感じます。わたしが参加した経験のある学会はまだ数えるほどですが、これまで参加した中では「話しことばの言語学ワークショップ」でのポスターセッションと講演が非常に印象に残っています。自分たちが当たり前のように交わしている会話を分析していく過程が、まだ学問に通じていないわたしにとってもたいへん面白く感じられたためです。
研究者の方々によるシンポジウムや講演会を聞く時にはもちろん、今後の仕事に活かしたいという思いもありますが、時に立場を忘れて聞き入ってしまうこともあります。今後もぜひ、そうした経験をしていきたいと思います。
今週末、わたしは武蔵野大学有明キャンパスで開かれる日本語教育学会に参加します。時間を見つけて、パネルセッションや発表も聞きに行きたいと考えています。
たくさんの方々にひつじ書房のスペースに足を運んで頂くと共に、研究発表からたくさんの刺激を頂きたいと思っています。
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