仕事がおもしろいと感じるようになることについて
先週末は仕事で京都と奈良に行っていました。京都駅で新幹線から降りてムワッとした湿気のある空気を感じ京都にきたなあと思いました。
弊社は地方への出張が多いのでこのように出張を重ねると月日がたつのがはやいなと思います。
入社して1年目の時は(といってもついこないだの事ですが)仕事のやり方などほとんどわからずに正直に申しまして毎日といっていいほど上司から怒られていたと思います。
今考えると最初は仕事がわからないのは当たり前であると思うのと同時に、人に対して注意する、怒るという行為は体力がいることだと思います。怒るのはけっこうしんどいですね。
2年目の時は、私にとっては、荷が重い大きな仕事(1冊を作る過程のプロセスの一部だと思いますが)を任せていただきました。
そしてその本が世の中にに少しでも影響力のあるものになったということが、私のひつじ書房での浅い仕事歴の中で大きなきっかけになった出来事であったと思います。
それで仕事をするうえでの視界が広がったように思います。いいかえると、仕事がおもしろいと感じるようになりました。(もちろん今でも辛い時はたくさんありますが…。)
編集者は職人のようなところがあると思います(これは社長の言葉を借りました)。
経験と失敗を積み重ねてやっと少しでも仕事がおもしろいと感じるようになるんではないかと思います。
先にお話ししました先週末にいった京都の夜に素敵なリバーサイドのバーにいきまして、これまでの仕事を振り返る機会がありましたのでこのようなお話しを書かせていただきました。
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