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6月



2014.6.27(金)

今週も書店営業に行ってきました


火曜日と水曜日に、書店営業に行ってきました。
火曜日に埼玉都心部の8店、水曜日に横浜の4店と大森の1店に行きました。

営業の内容としては、教育書の担当の方にご挨拶をして、近刊の『学校英語教育は何のため?』を紹介するというものです。
一人での営業は不安なことだらけで、先週大先輩に教わったことを思い出しながら、慎重に行動しました。

いつもお世話になっている書店員の方々にご挨拶できてよかったです。
これからもひつじ書房をよろしくお願いいたします。





2014.6.23(月)

教科書採用見本のページ


教科書採用見本についてのページを更新しました。
新たに5点を加え、全部で50点の書籍を大学生向けのテキストとして紹介しています。
『学びのエクササイズ文学理論』を刊行したことで、森脇主任の指示で、新しいジャンルとして「文学」という項目も設けました。

ひつじ書房のテキストを、授業で使う教科書として検討したいと思われる先生がいらっしゃいましたら、以下のリンクより、教科書採用見本についてのページをご覧いただけたらと思います。

教科書採用見本のページ




2014.6.20(金)

営業活動2日目



6/18(水)、前日に引き続き、営業の大ベテランの先輩について、書籍の営業に行ってきました。
書店営業では1日目よりもスムーズに、名刺の交換ができるようになりました。

店内でお客さんの邪魔にならないようにすること、棚をしっかり見てから営業すること、などはとくに大切だと感じました。
先輩のような営業ができるようになるまで、道のりはとても遠いですが、 大事なポイントを押さえて、書店さんから信頼してもらえるような営業をしたいと思います。

2日間でたくさんの書店さんにお邪魔しました。
対応してくださった書店員さま、ありがとうございました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。




2014.6.18(水)

『学校英語教育は何のため?』



6月末刊行の近刊書籍を1冊ご紹介します。

『学校英語教育は何のため?』(江利川春雄・斎藤兆史・鳥飼玖美子・大津由紀雄著 対談 内田樹×鳥飼玖美子)

本書は昨年刊行した『英語教育、迫り来る破綻』(大津由紀雄・江利川春雄・斎藤兆史・鳥飼玖美子著)の第2弾となります。

今回のテーマは「目的論」です。学校英語教育でなぜ英語を勉強するのか、という根本的な問題を扱っています。昨年政府は、小学校英語の開始時期の早期化や中学校の英語授業を英語で行うなどの内容の計画を示しました。産経新聞のオピニオン欄で千野境子客員論説委員も、この計画を実施する目的について政府が「グローバル化のため」というなんとも口当たりの良いことを言っているがはっきりいってよくわからないと批判していました。
英語教育の目的論は前から議論されてきましたが、いま、なんのために学校で英語をやるのかということをきちんと議論しなければならないという思いで、第2弾としてこのテーマを選びました。

今回は前著の著者「4人組」の他に、神戸女学院大学名誉教授の内田樹先生に鳥飼玖美子先生との対談という形で加わっていただきました。40ページにわたる内田先生と鳥飼先生の対談は、「英語教育の悲しさ」と題して、日本の英語教育行政の問題点、さらには日本の教育の問題に関わる議論までたいへん充実した内容となっております。ぜひ読んでいただきたいと思います。

前著『英語教育、迫り来る破綻』では政策の問題点をさまざまな知見から批判するという趣旨の本でしたが、今回はより根本的な問題を扱っておりますこともあり英語教育に関わる方だけではなく多くの方に読んでいただきたいと思っています。書店さんには7月の上旬から並ぶ予定です。お近くの書店さんにない場合にはお取り寄せいただくこともできます。ぜひお楽しみにしていただけますと幸いです。


先日表紙の色校が出ました。今回も「4匹のひつじ」の登場です。




2014.6.18(水)

書店営業に行ってきました



昨日は、出版業界の大先輩の後について、都内12軒の書店を回って、書店営業の仕方を教わりました。
新刊のスタディスキルのテキスト『はじめよう、ロジカル・ライティング』と、『英語教育、迫り来る破綻』の第2弾『学校英語教育は何のため?』の2つについて営業をかけました。

名刺を渡す際に、相手が受け取りやすいように、水平に出して上下に動かさないということや、書店員さんが本をそのまま入れられそうな棚がないと、すぐに返品されてしまうので、棚をよく見て営業をかけるということなど、1日でたくさんのことを教わりました。

今日もまた、同じように書店を回ってきます。この2日間で、できるだけたくさんのことを学んで、自分で書店営業をかけるときにきちんと行動できるようになろうと思います。




2014.6.16(月)

関西言語学会に行ってきました



先週末は関西言語学会に参加しました。
ある先生が、ご自身が所有していらっしゃる書籍を、古書として販売していたのが印象的でした。
関西言語学会の際の、恒例の催しだそうです。
大会中は2日間ともよい天気で幸いでした。
ブースにいらしてくださった方々、ありがとうございました。

また、学会のあと、書店さんへの営業もしてきました。
来月の新刊『学校英語教育は何のため?』を紹介したり、関西の新聞やテレビで取り上げられた『聞いて覚える関西(大阪)弁入門』をおすすめしたりしました。
書店員さんの忙しさを考えて、本のウリが伝わるように簡潔にことばにする、ということの必要性を感じました。
何度も練習して、書店営業の術を磨いていきたいと思います。




2014.6.13(金)

関西言語学会に参加します



6/14(土)、15(日)は、大阪大学で開催される関西言語学会に参加します。
はじめての出張で、これまでの学会参加とはまた違う緊張をしています。

大阪では書店営業もしてきます。大阪の書店に行く機会はあまりないと思うので、しっかり見てこようと思います。
大阪は、中学校の修学旅行でUSJに行ったきりで、街の中を歩いたことが全くないので、どのような雰囲気のところなのか楽しみです。

関西言語学会では、ひつじ書房の今春の新刊が勢ぞろいです。
ぜひ、ブースにいらしてください。




2014.6.11(水)

学会シーズンもそろそろ終わりです



6月に入って、見事に雨つづきですね。
事務所近くの公園に咲くあじさいに、梅雨の風情を覚えます。

今週末、ひつじ書房は関西言語学会(大阪大学)と第2言語習得研究会(お茶の水女子大学)に出展します。
これらの学会、研究会が終わると、学会への出展は一段落です。

私は関西言語学会に参加します。学会シーズンの最後、いい結果を残せるようにがんばります。




2014.6.9(月)

日本言語学会に行ってきました



先週の土日は日本言語学会で書籍の展示・販売を行いました。
両日ともあいにくの雨でしたが、たくさんの方がブースに来てくださいました。お足もとの悪いなか、ありがとうございました。

今回の学会では、書籍を机に展示する際に、自分が主導をとって並べるということをしました。
どの本を特に目立たせたいか取捨選択することが難しく、先輩からアドバイスをいただいて、なんとか並べることができたという結果でした。

今週末も学会に参加するので、次こそはテキパキと書籍を並べられるようにしたいと思います。




2014.6.6(金)

ビジネスマナー研修を受けました



先日、ビジネスマナー研修を受講してきました。
社会人として会社に貢献するために、身だしなみや言葉づかいをどのようにすべきかという話から始まり、後半には電話応対や名刺交換など、実際の仕事上の場面を想定したロールプレイングを行いました。

電話応対の練習では自分の声を録音して、講師の先生に講評してもらいました。
電話越しの声を聞くと、話しているときに自分に聞こえている声と全く違っていて、思っていたよりも聞き取りづらく、もっとはっきりと話そうと思いました。
自分の声や話し方を、機械を使って客観的に分析できる機会というのはあまりないことなので、とてもためになる経験でした。
研修で教わったことをいかして、社会人としてのふるまいについてより意識しようと思います。




2014.6.4(水)

学会と学会の間の業務



今週は、先週末の日本語教育学会で受けた注文の発送作業と、今週末の日本言語学会の出展準備を平行して進めています。
つい片方の作業に集中しがちで、それぞれの優先順位を考えて、バランスよく進めることの難しさを感じます。

学会の出展準備や発送作業を同時に行うようになって、先輩方が編集の作業をこなしつつ、学会シーズンを乗り切っていることのすごさを知りました。



2014.6.3(火)

新刊色々
5月もたくさん本が出来ました。担当書籍をいくつかご紹介します。

『ファンタジーのイデオロギー 現代日本アニメ研究』西田谷洋 著

かつては小説や詩などの膨大な読書経験が人々の文学能力を発達させたが、現代においては漫画、アニメ、ゲームなどのポピュラーカルチャーがその役を担っているのではないか。現在物語に感動するということは、そうしたポピュラーカルチャーによってモードが形作られていることによっているのではないかという著者の指摘に大変共感を覚えます。
だからポピュラーカルチャーが良いのだということではなくて、アニメの物語内でどのような力学が働いているのかということを現代思想や批評理論を駆使し明らかにする一冊。読み応えがあります。

また、装幀にはアニメーション作家、新海誠監督の『雲のむこう、約束の場所』より画像を使わせていただきました。先日学会で展示をした際に、装幀にコメントする人がいなかったので、新海監督なんですよと言ったら、それっぽいとは思ったけどまさか本物とは!と驚いている方がいらっしゃいました。

『概説コーパス言語学 手法・理論・実践』トニー マケナリー・アンドリュー ハーディー著 石川慎一郎訳

ケンブリッジ大学出版会から出ている『Corpus Linguistics: Method, Theory and Practice』の邦訳。ひつじ書房サイトのトップページに、原著者の一人であるマケナリー先生が本書を持っているところの写真を記念に掲載させていただいています。
本書のユニークなところは、訳者まえがきにもありますが、あえて中立的な記述をするのでは無く、著者の意見を前面に出した概説であるため、かえってコーパス言語学をとりまく様々な立場が先鋭に立ち上がってくるというところにあります。それでいて押しつけがましいというところが無い。このような概説書はめったにないものであると思います。
私は本書の日本語訳タイトルを考えるときに「コーパス言語学の消滅」というタイトルを考えていました。どういうことでしょうか。ぜひお読み下さい。言語研究者必読の書となりました。

『明治初等国語教科書と子ども読み物に関する研究 リテラシー形成メディアの教育文化史』 府川源一郎著

こちらは2月末刊行の書籍ですが、先日、「図書新聞」で府川先生と、児童文学研究者の宮川健郎先生の対談がありました。お二人の対談の掲載は6月28日発売号掲載予定です。1200ページ以上に及ぶ大著ですが、今回の対談では中で取りあげられる主要な人物にスポットを当て時代を下ることで、本書の筋が分かりやすく解説されています。また、これまで児童文学の起源と言われていた作品よりもさらに遡ることが必要な、新発見の資料の話しなど、魅力的話しが満載の対談です。


対談風景(図書新聞にて)







2014.6.2(月)

日本語教育学会に行ってきました



先週末は日本語教育学会に参加しました。
創価大学を訪れるのは初めてで、敷地の広さに驚きました。

参加者は600人以上だったそうで、書籍展示のスペースも賑やかでした。
弊社のブースでも、たくさんの方が新刊を手にとって見てくださいました。
実際の本を見てもらいながら新刊を紹介できるのは、学会ならではのよい機会だなと感じました。

ブースに来てくださった皆さま、ありがとうございました。



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