2013年9月4日(水) 青空文庫への広告バナーを出し続けていること覚えとして。ボイジャーの鎌田さんに尋ねられたので調べてみた。青空文庫にどのくらいの期間、広告を出して、通算、どのような額なのかを調べて観た。 「 」は富田倫生さんの文章。青空文庫の中の富田さんの残した記録から、引用している。 「1999年9月10日 これまで青空文庫の活動を続けてくる中で、私たちは出版に関わる三つのグループから支援を受けてきた。ひつじ書房は、文庫のページにはじめて広告を入れてくれた。」 と富田さんは書いているので、一番最初にバナー広告を出したということは間違いがない。 「1998年7月10日 ページのデザインを一新した。バナー広告をバランスよくおさめるための処置だ。(中略) こうした体制を継続して維持しようとすれば、これまでとは桁の違う金銭が必要になる。今後は公的な支援の可能性を探り、バナー広告受け入れの体制を作り、支援・募金を求めて、文庫の活動を元気よく、長期間にわたって進めていきたいと思う。 体制整備への第一歩であるバナー広告に関しては、当面60ドット×400ドットのサイズで、月間掲載料を2万円でお願いしようと考えている。広告が2本入れば、私たちはOCNエコノミーの専用線接続を確保できる。5本入れば、専従者に支払うべきもののうち、5万円前後を広告でまかなえる。」 「第二期の青空文庫は、バナー広告による収入を得たほか、個人からの寄付、賞金に加えて、以下の財政支援を受けました。」 そして、【第二期 1998年11月〜1999年8月】ということなので、1998年の11月かあるいは年が明けた1999年の1月からは広告を出しているということになると考えて間違いはないだろう。 この8月で14年間と8月で176月となった。実際に広告代として出してきたのは月に2万円よりは少し少ない金額であった。現在、ネット検索で、トップページを経由しないで、直接、テキスト本文に飛ぶようになって、たぶん、ほとんど広告効果がなくなってきても、そのまま出し続けてきた。 執筆要綱・執筆要項こちらをご覧下さい。 「本の出し方」・「学術書の刊行の仕方」・「研究書」・スタッフ募集について・日誌の目次 日誌の目次へ
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