2012年4月6日(金) 新しい年度になりました 2012年春これは、ひつじメール通信で配信したものと同文です。 4月になり、新しい年度になりました。今年は例年より寒い冬で、梅の開花が遅れて、 今も、梅が咲いています。小社の事務所の近所の小石川植物園のHPによると1月遅れだ そうです。ひつじ書房は毎年2月に植物園へ梅見に行くのですが、今年は1月遅れで、 3月21日に梅見に行きました。植物園にはいろいろな梅が咲く梅の林があります。その 中に「花論座」という印象的な名前の梅が咲いていました。(いい名前ですよね。「花 が2、3輪集まって座を組み、論じているように見えるというのが名の由来である。」 花図鑑 http://kyo-no-hana.com/blogs/kyohana/2010/02/post-147.html)私の娘がこ の日曜日に植物園に行ってきたのですが、桜と梅がいっしょに咲いていたということ でした。なかなか、めずらしい光景ですね。それでも、春らしくなってきて、やっと、 あたたかくなってきました。 4月のはじめなので、あちこちで入学式や入社式が行われています。今年は、ひつじ書 房も、週はじめの2日に新入社員1名の入社式を行いました。あたらしいスタッフで、 3月のお終いまで選考を行い、やっと決まりました。決定までは、とても時間がかかり ました。さらに、これから、時間をかけて育てていくことになります。順調にいけば、 日本語学会のあたりでお目見えをさせていただくことになるでしょう。月曜日のミー ティングで、彼女の参加する学会も決めました。特に1年目の新人は経験を積んでもら うために、たくさんの学会に参加してもらいます。学会の出店場所の本の前に立って いる時に、ご挨拶することがあると思いますので、どうぞよろしくお願いします。ス タッフの日誌にも今週から登場します。どうぞ成長をお見守り下さい。 実は、彼女は1990年生まれで、平成2年生まれです。この年は、そうです、ひつじ書房 創業の年にあたります。ひつじ書房ができた年に生まれた人間が、大学を卒業して、 りっぱに世の中にでてくるというのは、感慨深いものがあります。私も丁寧に仕事を 教えて、立派な出版人に育てていくつもりです。 さて、4月になりますとそろそろ、日本学術振興会へ申請しました「研究成果公開促進 費」の採択結果の連絡がくる時期になります。私たちは、期待と不安でその結果を見 守っています。この春の採択数は昨年の春とくらべてどうなるでしょうか。「研究成 果公開促進費」については、過渡期的な要素がありますので、考えていることがあり ますが、それは次回以降にお話ししましょう。 まずは、この春に刊行した本をがんばって売っていくところから、はじめます。本年 度も、どうぞよろしくお願い申し上げます。執筆要綱・執筆要項こちらをご覧下さい。 「本の出し方」・「学術書の刊行の仕方」・「研究書」・スタッフ募集について・日誌の目次 日誌の目次へ
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