2010年2月22日(月) ひつじ書房は、おかげさまで20周年を迎えました。1990年にひつじ書房を作りましたので、20年がたちました。20年という月日は、客観的に考えて短くはない日々です。20代最後の年であったのが、40代最後の年になってしまいます。簡単には20年は過ぎません。創業した時、パンフレットを作って学会で配布していた時、大学の先輩の紹介でレオプロダクトの山崎さんにあって、組版をお願いした時、1冊目ができた時、埼玉から東京に移った時、事務所を3.5坪から6.5坪を拡張した時、子どもが生まれた時、マックでDTPをはじめた時、ホームページを持った時、さらに25坪の事務所に移った時、スタッフを雇った時、三省堂で小さい出版社フェアをやった時、サンフランシスコで開かれたシーボルトセミナーに行った時、『本とコンピュータ』の座談会に出た時、投げ銭システムを提唱した時、大山で開かれた本の学校に参加した時、進化する図書館の会を作った時、2000年問題の大晦日に0時になるまで事務所で待機したこと、事務所を閉じてSOHOにした時、そこからもう一度6.5坪にした時、新村出賞をもらった時、株式会社になった時、沢山の方々に出資してもらった時、三美印刷さんに支払いを分割払いにしてもらった時、28坪の床の寒い事務所に移った時、本文の組体裁をデザイナーさんと相談して決めた時、オープンオフィスを開始した時、窓から公園の樹木が見える今の事務所に移った時、社会保険に加盟した時、銀行からお金を借りられた時、単年度の黒字になった時。 その都度、その都度があって、一歩、一歩歩んできたということができます。もっと他にもたくさんの「時」があります。それらが積み重なって20年ということです。みな様、ありがとう。著者、読者、印刷所の方など本を作って下さる方々、書店など本を流通・販売して下さる方、社員、パートの方、専務、私の娘、みんなありがとうございます。 私がずいぶん、でかいですね。 執筆要綱・執筆要項こちらをご覧下さい。 「本の出し方」・「学術書の刊行の仕方」・「研究書」・スタッフ募集について・日誌の目次 日誌の目次へ
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