2009年11月24日(火) ひつじ書房は、まだ、2010年卒の学生さんの応募を受け付けています。7月から、求人を行って先日1名が決まりました。卒業論文の提出の後、まずはアルバイトとして来てくれることになっています。楽しみです。7月からの求人ということで3ヶ月間という期間がありました。この間、求人のことばかりしていたわけではないけれども、求人ということにそれなりの力と時間と気持ちを注ぎこみました。いい人に来てほしいと切実に思って、3ヶ月間の求人を行いました。「いい人」といういい方は、明確ではないいい方ですが、求人する側の気持ちを反映したいい方であるのです。センス、気持ち、意気込みなどについてを含んだものです。来年はひつじ書房にとって特に重要な節目の年となりますので、これまでがそうではなかったというわけではないのですが、特にいい人が来てほしいと願って、求人を行いました。 ひつじ書房は、来年20周年を迎えます。これまでの20年間の総括を行い、今後の行き方を考える年になります。日常的な仕事にプラスして、記念の出版を行うことが加わります。さらにそのことを通して、学術出版にひつじ書房が関わっていくスタンスを多くの人に知ってもらい、訴えていくという年になります。これまでの積み重ねとしての仕事に加えて、それに加わって進める事業があるので、会社としての仕事の量は増えることが予想されますので、人手が切実に必要ということです。しかし、もちろん、誰でも構わないのではありません。いい人に来てもらいたいという認識の中での求人活動でした。応募してくれた人は、合計で40名ほど。それだけの方々がひつじ書房で働くことに関心を持ってくれたことに感謝したいと思います。 2名を採用したいと考えていたので、もう1名の採用を考えています。したがって、春にかけて採用活動を継続していきます。 ここで秋に応募された方々の書類ややりとりの中で感じたことを少しだけ書いておきたいと思います。採用にいたらなかった、あるいはプロセスの途中で縁がないと思ったというような場合に、感じたことをコメントしておきます。ある会社に応募するということはどういうことなのかをあまり考えていないような印象を受けることがありましたし、就職した場合にその会社で自分はどういうふうに働くのか、ということについて、リアルに考えていないというような印象を受けた人もいた、ということを書いておきます。 ひつじ書房に入りたいと思うのであれば、そのことをきちんと考えた、入社したら、どうしたいのかを力の限り考えた、ということをきちんと伝えてくれると求人しているものとして充実した気持ちになります。そんなあなたとお会いできることを願っています。 執筆要綱・執筆要項こちらをご覧下さい。 「本の出し方」・「学術書の刊行の仕方」・「研究書」・スタッフ募集について・日誌の目次 日誌の目次へ
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