2009年9月29日(火) 亜熱帯の音声学会 博多の夜は靴底九州大学で開かれました音声学会に竹下といっしょに参加してきました。9月の末にも関わらず、亜熱帯の気候で、日中は、あせばむ陽気で、汗かきのわたしとしては、背中は、びしょりとぬれてしまいました。東京も暑かったそうですが…。 私にとっては、久しぶりの博多。日本語学会が沖縄で開かれて、その後に九州を回った時以来ですので、私としてはほぼ2年ぶりということになります。 学会は、一日目、杉村先生と土岐先生の講演、ひまだったので、竹下は両方、わたしは、土岐先生の講演を聞きました。春に向けて、土岐哲先生のご著書をひつじ書房から刊行するのですが、講演のテーマがその著書と関連するテーマだったからです。予定の担当者は竹下ですので、彼女も聞いたというわけです。編集者としてこれから歩んでいくという時に、担当する著者の講演を聞いておくことは、大事なことです。実際に話を聞くと書籍の内容のイメージも持つことができますので、編集しやすくなるものです。どういう研究なのか、全く知らないという段階からはじめるというのは、困難です。まず、著者がどんな人なのかを感じると言うことがスタートラインです。一回、話しを聞いたくらいでその方のことを理解できるはずはありませんが、全然きいていないということは、たいへんなマイナス状況からの出発と言うことになります。まずは、人となりを少しでも知ること、そこから、出発します。 ひまと言ったように初日は、展示場所に来て下さる方も少なくて、売り上げ的には、かんばしくはありませんでしたが、二日目、撤収の直前の最後の方で先生方にで寄っていただきまして、締めくくりで何とか、出張費くらいは出たというところでしょう。学会に参加しますのは、販売のためばかりではありません。先生がたとお目に掛かりまして、お話しをする、企画を進める、企画を立てるということも当然重要なミッションであるのは、言うまでもないことです。そのために、編集長である私が学会に参加しているということもあります。 懇親会に参加しました。学会に120人参加のところ、70名懇親会に参加ということでしたので、学会は小規模ですが、懇親会出席率は非常に優秀ということでしょう。九大の院生、若い研究者のたまごの方々とお話しできたことはうれしいことです。博士論文を書いたら出版したいと言った方がいました。ガンバレ。 福岡大学、福岡女学院大学、丸善、紀伊國屋、ジュンク堂と竹下といっしょに回って帰りました。初出張については、スタッフ日誌に書いてくれるでしょう。食べ物の話しは、今回もいろいろと訪問しましたが、文章はブログに譲ります。靴底はおいしかった。靴底とは何の魚でしょう? 執筆要綱・執筆要項こちらをご覧下さい。 「本の出し方」・「学術書の刊行の仕方」・「研究書」・スタッフ募集について・日誌の目次 日誌の目次へ
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