楽観的な花見の宴。

2008年4月5日(土)

楽観的な花見の宴。

4月に入って、新しい年度となって、2009年度がスタートした。3月中に片付けなければと思っていたこともまだ終わっていないことが多いので、浮かれた気分というのも先生方、読者の方に申し訳ないが、ここは桜は桜ということで、気分をかえて、春の訪れを喜ぶことを許してほしい。

人が去って、新人を迎え入れた。将来のある新人に対して後ろを向いてネガティブな気持ちでいることは申し訳ないことである。中途半端に引きずらないように一気に切り替えたいということもあり、大手術とも言えるけれども、旧人が去って、新人を入れた。他に選択肢はなかったと言える。新しい気分で春を迎えたいと考えたから。

3月が去って、4月になり、1日から新しい社会人候補を迎えて、私の両側に座って、仕事をはじめている。

新社会人には3つの困難さがある。

1. 学生から社会人になるということ
2. 新しい人間関係の中に入ること
3. 新しい技能を学ぶことを求められていること

まず、これはたいへんなことだということを認めよう。たいへんなことを乗り越えていってほしいと思う。しかし、乗り越えられない可能性もないわけではない。私の期待に応えられるのだろうか。

それでも、楽観的でいよう。現状を見つめることができるためには、楽観的でなければならない。何かをなしとげるためには、楽観的でなければならない。楽観的であることは、才能だ。たぶん、努力して得られるものではないもの。仕事が立て込んでいることと、花見は別である。桜が咲いた時期は、桜の下で宴をする、それは決まりである。というわけで、花見開催する。宴を喜びたい。桜吹雪が舞う中、酒宴は続いた。


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