2007年の花見 2007年3月30日(金)
2007年3月30日(金)

2007年の花見

昨年につづいて、播磨坂での2度目のお花見を開催することが出来ました。季節の変わり目には季節の変わり目のイベントを無理矢理、忙しくてもするのが、江戸時代からの(長屋の)伝統であるとの信念によって、多少一段落したこの時期にお花見を開催できるのはうれしいことです。

この3月は、ずいぶんと暖かい日が続いて、桜の開花も早いかと思われれ、日程の調整に悩んたのですが、30日というのは正解であったようです。結局、昨年よりも若干遅れての開花でした。(昨年の花見は27日でした。)それでも、東京が全国でも一番早いくらいとのこと。私の母によると春日部ではまだ、3部咲きとのことでした。東京が異常に早いのでしょう。桜はもう、満開です。


当日は、朝から、激しい雨。どうなるかとあやぶまれましたが、午後にはみごとな快晴となりました。にわかに、人がでるなとの予感がしました。河口に昼食のついでに視察に走ってもらい、これは、席取りをせねばということで、私たちは12時過ぎから席取りを開始して場所取りしました。男性陣は、午後まで浅草の倉庫に半期の棚卸しに行っており、昨年は入ったばかりでパシリであった河口が指揮をとって、場所をとり、買い出しの陣頭指揮をしました。(私にとっては、感動です。)


しかし、なんとも寒かった。坂なので、下から風が吹き、午前の雨が地面にしみ込んでいるせいか、その風の冷たいこと。栓を抜くと自動に暖まる「熱燗」を買って来させて、それを手の中に入れて、身体を暖めたり、コートの下にホッカイロを入れたり。まじめな田中君の「火気厳禁と貼ってあった」ということばを、まじめに受け取って、鍋を用意しなかったのは、失敗かも。となりの席ではおでんが出ていました。(差し入れ、ありがとうございます。)


科研の13冊を担当してくれた取引先の三美印刷さんの方々、ご近所のくろしお出版さんにもわざわざ、来てもらって、ひつじの普段の飲み会よりも、にぎやかなお花見となりました。ありがたいことです。盛り上がって、専務は秘蔵のワインを出しました。サンテミリオンのおいしい赤ワインでした。


来年度は、さらに進歩することになるでしょう。


4月からの来年度、きっとがんばれますように!


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