「進取の気性に富んだ伝統的な和菓子屋さん」を目指す 2005年11月16日(水)
2005年11月16日(水)

「進取の気性に富んだ伝統的な和菓子屋さん」を目指す

今年の決算の書類が、ほぼできたところである。今年の売り上げは9700万円で昨年よりも2000万円多い。この不景気な時代にたいしたことではないだろうか。儲かっているというより、今年はずいぶん本をたくさん作ったからなあという気持ちがする。仕事仕事仕事。やはり、それでは創造性が枯渇してしまう。優秀な人材がほしいということで、青山さんが入ってくれた。スタッフ日誌参照のこと。これで、社員が6名になりました。昨年のこの時期が3名であることからすると、倍になったということだ。この調子でいけば、来年は1200万円を超える可能性が高いので、もう一人探しているところ。

学術振興会の申請も17日の明日が締め切りであり、ほぼ峠を乗り切ったと思う。学会出店は続いているが、日本語学会、英語学会が修了し、一段落である。(両学会とも出店会場が発表会場から遠く、場所としてはよくなかった。)印税の計算を行って、1990年代初頭の創業時に発行したのに、印税をおしはらいできなかった分の印税をお支払いしつつある。そのうち、多くを増資のために回して下さった先生もいらっしゃる。

現在、増資の手続きのための仕事をしている。そろそろ、送っていただく申込書の発送の準備に入り、来週には発送する。実際の振り込みは25日から5日の間にお願いする予定である。

これで、増資ができれば、ひつじ書房の基礎体力は大きく前進することになる。これまでの路線を地道にそして着実にさらに飛躍をしていきたい。このところ、「進取の気性に富んだ伝統的な和菓子屋さん」を目指すのかなと思いつつあるところ。

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