ひつじ書房では、社員を募集している。現在、社員4名できりもりしているので、5人目の社員ということになる。今回の求人は、とても大事なものである。
25日は朝日新聞と読売新聞に求人広告を出した。現在、過去数年間の成果をもとにひつじ書房は成長している過程にある。先日の認知言語学会でも数年来の売り上げであった。ここ数年研究書を作ることができて、それらの研究書が売れていることのあかしだ。ひつじ書房は、研究書をきちんと出していくということを宣言し、実際にそのことに力を注いできて、研究書を刊行し、結果としての成果も上げつつある。先日の研究書出版支援講座もありがたいことに盛況であったし、研究書を出す出版社として評価も得つつある。頂いている評価とご期待をもとに、さらに成長していこうというとてもだいじな時期である。
仕事は増えているが、仕事自体のルール化を進めており、(良い意味での)定型化と効率化を進めている。ひつじ書房はルール自体をみなで作っているところだ。今、入社すればこのプロセスにも参加することができる。このタイミングでいっしょに仕事を共有できることは、大きな意味があると思う。この意味でレールがひかれていることより、レールを引こうという人を求めている。お祭りばかりではないので、もちろん、レールをメンテナンスして、安定した仕事をすると言うことも重要である。レールの上をきちんと走れる人も重要。(しかし、レールはまだ多少曲がっているだろう。ご覚悟を!)
ぜひとも、意欲ある人材にきてほしいと思う。ひつじ書房は進化しつづける出版社である。新しい出版のあり方を模索し、実現していく。たいへんだが、編集者として、出版人としての成長し、企画を立てられるようになっていくことができる。けっして悪いタイミングではない。意欲ある人を求めている。
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