2005年・夏・合宿会議の報告 2005年8月28日(日)
2005年8月28日(日)

2005年・夏・合宿会議の報告

ひつじ書房の夏の合宿会議の報告です。トップページに書いたように今回は、倉庫の近くで、浅草の「貞千代」という旅館で合宿しました。宴会の際には、店主にわざわざ挨拶していただいて恐縮でした。

宮島と田中ははじめての参加で、森脇も社員としては、はじめての参加ということになります。松原のみが連続の参加です。私の全体としての感想は、今回のミーティングで、やっと合宿会議らしくなったと思います。本当のスタートかもしれません。合宿で会議を開こうと思った発端は、せんだい・みやぎNPOセンターの加藤哲夫さんの講演の時に、せんだい・みやぎNPOセンターや加藤さんの関わっているエイズ患者支援の組織は、忙しい中でも、理事長から事務局長そしてスタッフまで集めた合宿会議を行い、問題を解決しているということを教えられたためです。(この発端のことを話し忘れていましたことに今、気が付きました。)日頃、日常的に事務的な作業をこなしていますし、長期的な仕事の一部を日々の仕事としてこなしています。日常の仕事の積み重ねの上でひつじ書房は成り立っているわけですが、一方では日常に埋没しているわけです。それを場所を変えて、別の空間で別の視点で見直してみるということ、全体的・長期的な視点に立って、お互いに議論し合おうというのが趣旨です。今回、私が多くは一方的に話してしまったかもしれませんが、少しずつ会議らしくなっていくことができればと思っています。

目標 2010年には欧米流のアカデミックプレスとして世界的に一流の学術出版になる

昨年の目標とした売り上げの達成の見込みであることの報告と来年の売り上げ目標を設定しました。来年は1億円の売り上げを達成したいと考えています。出版社のスタンスとしては、学術言語学の出版社としてNO1の位置を継続していくことと、日本国内にとどまらず2010年には欧米流のアカデミックプレスとして世界的に一流の学術出版になることを掲げたいと思います。

現在、社員4名+専務と社長の体制ですが、この体制を強化して、本作り、学術書の刊行について「効率化と高度化と集中化、発信力向上」をはかります。1億円目標としていますので、目標達成の見通しが立てば人員の増員を行います。

ワンランクアップを目指す

学術書の出版社として著者、読者に対して信頼できる出版社としてワンランクアップを目指します。

・信頼できるアドバイス
・信頼できる編集・校正・造本
・信頼できるテーマ設定
・信頼できるビジネス

9月以降のスケジュール

9月以降のスケジュールを確認しました。「研究書出版支援講座」や学会と学会に伴う出張、科研費の申請手続き、秋のダイレクトメールの準備と発送。学会やセールの注文に対する受注と発送。松本、松原、宮島は日本語学会にいくついでに東北地域を回ります。田中、森脇は英語学会から言語学会参加で博多から広島を回ることにきまりました。(今回、日本語学会と英語学会は同じ日に開催されることになってしまっていますので、二手に分かれるわけです)本作りも刊行予定になっているものが、30冊近い冊数になっています。本を作りながら、出張をしていていきます。なかなか、ハードボイルドな秋ということになります。

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