4月になって、ひつじ書房では新卒の新入社員をむかえることができた。3月末まで、インターン生であった森脇君である。ひつじでは今まで男性社員がいた時期は多くないが、森脇君は久方ぶりの男性社員だ。3月末から社員になった田中哲哉君がいるので、ひつじに参加した時期は森脇君の方が早いが、社員としての男性という点では二人目ということになる。
ひつじの事務所から近いワインバーTypsy'sでランチを取りながらの入社式となった。ひつじ書房は、2005年度から、次のフェーズに入る。会社の体制をパソコンのOSにたとえるとOSが新しくなるということに相当する。この新しい時期に森脇君に来てもらったことの意味は大きい。
2年間、ひつじで本を作ってくれた北村さんの退社と新しい新人の入社。思いはつきないが、これから、新しいひつじが始まり、新しい風が巻き起こってくる。森脇君にはその大事な風の一つになってくれることを期待しているところである。どうぞ、著者の方、読者の方、それと書店や外注先の方々にご指導頂くことができれば幸いである。ひつじを支える重要なエンジンとして育ってくれることを期待している。どうぞ皆様よろしくご指導くださいますようお願いします。
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