5月21日(金)の日誌
未発11号の発送
未発の11号ができ、今週7500部を発送した。言語学・言語教育に関する研究をしている方々に向けての発送を先ほど完了した。ヤマトのメール便で送ったので、今週末から週明けにかけて到着すると思う。2月から5月にかけて、11冊の研究書を出した。さらに5月いっぱいには、2冊の刊行を予定している。本を出すことはできた。さて、その後に重要なことは、その本たちが売れたかということになる。
研究書を多く刊行しようということで、この2年間進めてきた成果としての本がどんどんとかたちになっているが、それが実際に受け入れられるのかということが4月5月6月の3ヶ月で問われることになる。6月の半ばで、売れた冊数を産出し、刊行するのにかかった経費とつきあわせる。これはこれまで2年間の方針が正しかったのか、そうではないのか。あるいはまだ、成果を見ること自体が少し早いのか、キャッシュフローがどうなるのかと総合的に検討する。
我々が、今後も研究書を出し続けて行けるのかということは、その結果によって、検討することになる。刊行した研究書はぜひとも受け入れられてほしい。それは、我々が生きていけるという生活の糧という意味ばかりではなく、これからどのように本を出していくのかということと密接に関わっている。ひとことでいうと「出した本が売れなければ、本は出せない」ということ。
研究書を今後もきちんと出していきたいので、どうかご注文をいただきたい。ご注文ください。本当にお願いします。
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