2004年3月23日(火)
市民の教養、5つの<し>
市民にとって身につけるべき「教養」とは何だろう。あるいはスキルと呼ぶべきかもしれない。ひとまず、また、別の機会に訂正することもあるとして、次の5つにまとめてみた。
1 しゃべること(=コミュニケーション)
2 しきること(=マネジメント)
3 しらべること(=サーチ、リサーチ)
4 しくみをしる(=メディアリテラシー、社会の仕組みを知る)
5 しみじみすること(=感動、アート、エンターテインメント)。これは21世紀が市民の時代であるのなら、教養だ。
ひつじ書房ではこの5つのジャンルを踏まえて、出版を行おうとしている。5についてはまだ、ないけれども。1について。コミュニケーションについての研究と実際の研修・授業用の書籍を刊行する。2についてマネジメントについては加藤哲夫さんの次の本は『市民のマネジメント』になるし、3について、公共図書館については刊行をしているし、市民的研究法については立教大学の中村先生とすすめている。4についてはまだ、独立してすすめているとはいいがたいが、仕事の進め方はメディアリテラシー的な発想で行っている。
5については、カテゴリーのレベルがちょっとあっていないかもしれない。ただ、アートがないと単にまじめにがんばるみたいになってしまう。まだ、愚考中。
「本の出し方」・「学術書の刊行の仕方」・スタッフ募集について・日誌の目次
日誌の目次へ
ホームページに戻る
ご意見、ご感想をお寄せ下さい。
房主
isao@hituzi.co.jp