2004年3月17日(水)
学習院大学文学部紀要納品
毎年、3月の半ばを過ぎると学習院大学の文学部の紀要「研究年報」を納品する。ひつじ書房には毎年恒例の行事となっている。社員総出で、本をリレーして納品する。かなりの分量だが、1時間もかからない終わってしまう。
学術振興会の出版助成金の本ができ、そして学習院大学の紀要の納品が終わるとほっと一息ついて、年度がかわる頃合いである。今年はまだだったが、桜が咲いている時もある。学習院では中等部の卒業式が行われていた。
世間では紀要に対する批判として、「紀要」というと読者が、3人しかいないとか言われることがあるが、そんなことはない。げんに、編集していて面白いと思って本にしたものも2冊ある。『文学者は作られる』と『市民教育とは何か』は、紀要から生まれたものである。
今年は50号。41号から、作っているので10号を作ったと言うことになる。その意味でも、私には、少し感慨深い。
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