2003年12月9日の日誌 ひつじ研究叢書(言語編)とひつじ研究叢書(言語教育編)の装丁

2003年12月9日(火)

ひつじ研究叢書(言語編)とひつじ研究叢書(言語教育編)の装丁

現在、学術振興会の出版助成に受かった本の編集を進めている。それらは、「ひつじ研究叢書(言語編)」と新しくすすめている「ひつじ研究叢書(言語教育編)」の中に納めることにしている。並列するシリーズがスタートするので、イメージをきちんと整えたいと思い、装丁を新しくつくろうとしている。現在、検討中であるのは、箱に入れるところから、印刷してPP貼りをした紙を表紙に使うということである。洋書のハードカバーのイメージだ。PP貼りで表面のつるつるしている表紙というものは、洋書の言語学書にはある。そんなイメージをデザイナーに伝えたいと思って説明をしてきたが、どうもよく伝わらないので、本日、神田三省堂本店の5階洋書売場で、待ち合わせして、イメージを伝えた。

シュプリンガーの表紙

あまり具象的な絵などはなく、色を分けてそれでデザインしているというものが多い。ケンブリッジなどは色は違っていてもいくつかのパターンがある。ひつじで言語学関連のものを出していくにあたり、統一したイメージをきちんと創っていく必要がある。基本的には青が基調になって、水色に近い方が言語教育編で、濃い色の方が、言語学編ということにする。

その後、言語学・語学書のコーナーに行った。なかなかきちんとそろっていると思う。東京近郊の方であれば、基本的にここを案内するということになるだろう。今回、私は一回目であったのだが、売り上げも上がってきているとの担当の藤平さんの力強いお言葉をいただいているので、少しでもサポートできればと思った。


その後、先日の教育系ファシリテーターの会議で加藤哲夫さんの本を売ってくれたガイアに行った。その途中に鈴木書店の看板が残っていることを発見。

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