GWもついに終わってしまった。
連休だからといって、遠出するほどの元気も根性もない私は、4日間うちでごろごろして過ごした。ひつじ書房のスタッフから、「寝ている絵日記が多い」との指摘を受けるほど寝るのが好きな私にとって、連休は至福のときであった。
ひたすらごろごろして、眠りたいときに眠り、起きたいときに起き、そして「退屈する」ことすらできるというのは、人間最高の贅沢じゃないだろうか――と、深い感慨に耽りながら、心ゆくまでごろごろしたのだ。
そして今、4日間の幸せの思い出を胸に、休みボケのアタマを奮い立たせつつ、ふたたび日常を生きるべく雄々しい決意を固める私であった……しくしく。
(1998.5.8 P)