のぼさんが、退職してHな出版社ではなかった、Hボン社に行ってしまったことは、なかなか痛手である。私一人が男性で、他はみな女性になってしまったのである。そんな幸せな、という声も聞こえてきそうだが。私は、いつも小さくなっている。というわけで、ひつじ書房の女性スタッフが、おだてられて木に登ったのではなく、魚にのっているところである。
今のひつじの感じは、ピノキオではないが、大きな魚のお腹の中に閉じこめられている気分である。まあ、いろいろあるけど、めげずにがんばっていこう。今日は、家辺勝文さんが、原稿の大半(全部ではない)を持ってきて下さったのは、うれしいことであった。これは、たぶん、文字のことを考えるときに基本的な文献になるものだろう。6月刊行か?
(房)