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朝鮮学会に出た。今度の11月に朝鮮語研究会の大会があるらしい。ゆくゆくは、朝鮮語学会にしていくということのようである。
ここで、少しシビアな意見を述べさせていただく。朝鮮学会で、言語研究の部屋の前で、研究書を展示して、売っているのであるが、研究者が若くて、それなりの人数がいる割に売れないのである。どうしてだろうか? これは昨年の日誌に書いたことでもあるが、ひつじ書房の1000部くらいしか出していない研究書でも、海賊版が作られて韓国で売られているということがある。日本語で書かれた言語学の本は、軒並み不正コピーされ、向こうの研究者、もしかしたら、日本の研究者もそれを買っているかもしれない。
これはどういうことになるか? 結果として学術出版社は、朝鮮語の研究書を刊行できないということを招く。今後、大学における研究者のポスト競争はいっそう激しくなるだろう。その中で、同じ程度の能力を持ちながら、朝鮮語学の研究者の書籍を出版できない状況が続けば、学会として成り立つほどの人口をアカデミズムの中に築くことができないだろう。
出版社が本をきちんと刊行できない状態で、その学会が成功するとは思えない。不正なコピーを容認したままでは、出版社は本を出さないだろう。
疑問を呈するだけでなく、今後、研究書をコピーや製版ができないインクで印刷することも検討している。実験として、自著の16ページ分を青いインクで刷ってみることにしようと思っている。
専務(久美子、元ひよこ大臣、現在修行中のにわとり)の仕事を手伝って下さる人を募集します。
仕事の内容
- 注文が来た本の発送・出荷
- 伝票の作成・整理
勤務態勢
- 週に2日から3日くらい。
- 勤務時間 11時から5時
給与
- 800円〜
- 交通費全額支給
既婚の女性で、事務経験のある方で、本を運ぶので、少し力持ちの方を希望します。
詳細については、松本久美子(kumiko@hituzi.co.jp)にお問い合わせ下さい。
個人が、個人へお金を送れるようにする、個人が個人からお金をもらえるようにする「投げ銭システム」が、予想外に早く稼働しそうである。もともとは、今年の5月に思いつきで提唱したことに、賛同者があらわれ、デジクリの柴田さんのご好意に日刊デジクリに載せてもらい、意外や意外、多くの声が寄せられて、いよいよ頭に乗って、SPIS-NETに話しを持ち込んだところ、意外に簡単に出来そうな流れになってきたものである。
詳しくは、投げ銭宣言へ!
引き続き事務的な仕事を手伝って下さる人を募集します。
仕事の内容
- 注文が来た本の発送・出荷
- 伝票の作成・整理
勤務態勢
- 週に2日から3日くらい。
- 勤務時間 11時から5時
給与
- 800円〜
- 交通費全額支給
本を運ぶので、少し力持ちの方を希望します。やはり、本が好きでないといっしょに仕事をするのは難しいかも知れません。年齢的には、高校生から30歳くらいまで大丈夫です。
詳細については、松本久美子(kumiko@hituzi.co.jp)にお問い合わせ下さい。
ひつじ書房では、T-TimeのCDを出荷するようになってから、電話で受注したものをファイルメーカーに入れ、取次さんに納品する段階で、書店名を入れて、出荷台帳をファイルメーカーでまた作っている。
書店さんからあるいは読者から、出荷されているのか、いつ出荷したのかの問い合わせに対して単品で回答できるようにしている。この手間は、かなりのものである。出荷台帳は、出荷する前の日か前の前の日にデータを入力するが、一人で一日弱の労力を掛けている。これは、コスト的にも時間的にも小さな出版社にとっては過剰な労力と言える。
しかしながら、問い合わせには効果は抜群で、いつ出荷しているのか、検索して、5分程度で調べられる。先ほども書店さんから、2ヶ月前に注文をだしたのが、つい先週、届いたが、返品させて欲しいという電話があった。2ヶ月もたってるのなら、返品は受けざるを得ない。しかし、調べてみるとすでに8月の頭に出荷済みのものであった。また、石川県に住んでいる方から、金沢の書店に注文したが、という問い合わせにも10月の14日に出荷していると答えることが出来た。
元々は、書店さんのお得意さんを調べる目的であったが、お客さんにある程度、ちゃんと答えられるのは気持ちがいいものである。このような積み重ねをすることで、本屋さんや読者に方に少しでも信頼されるような出版社になっていきたいものである。
ひつじでは、納品書、請求書、電話注文台帳、出荷台帳をファイルメーカーで作っている。版元で興味がある方には、お安く提供しても行きたい。お問い合わせ下さい。
リンクをいくつか加えた。
「オンライン文庫はどうあるべきか」(仲俣暁生)
ジュンナーの息子
ポシブルブック倶楽部小さな個人出版社Web
猫乃電子出版ホームページT-Timeの恋姫
本をめぐるモノローグ女子高生が納豆でエイリアンを撃退する
うきうき書房