脂肪は燃えているか

11月21日はカキフライの日というのをたまたま見かけました。カキフライおいしいですよね。お昼に事務所の下のコープで売っている惣菜のカキフライをお昼ご飯のおかずに買ってきて食べるのをひそかな楽しみにしています。

しかしこの夏はダイエットをしていたのでフライ系はまったく食べませんでした。減量について調べると、食事と運動の重要性は8：2くらいで、食事がその大部分を占めるようです。そうは言っても運動もがんばるわけですが、そのときに良く見かけるのが「脂肪燃焼」ということばです。メラメラと、脂が燃えて消えていき、ダイエット成功ハッピーという感じですかね。

でも体内で物理的に発火していないわけです。「脂肪燃焼」とは何を指しているかというと、体内でエネルギーが不足したときに「リパーゼと呼ばれる消化酵素が脂肪を分解し、グリセロールと脂肪酸に分かれます」と以下のハウス食品のウェブページに書かれています。その分解された脂肪酸が、体のエネルギーとして消費されるそうです。

ハウスダイレクト　脂肪燃焼のメカニズムとは？おすすめの食べ物と運動を紹介

これが正しいとすると、燃焼じゃなくて分解だと思うのですが、XとかYouTubeで色々な減量に詳しそうな人の言ってることを見ても、こだわりなく脂肪燃焼ということばが使われているように思います。「脂肪分解」の方がかっこいい気がしますがね。厨二病っぽいですかね。

脂肪とか燃焼とか最初に言い出したのは誰なのかしら、と心の中でモヤモヤしながらこの夏はスクワットをしていたのですが、おおよそ減量にも成功し今は安心して？フライを食べています。来年の夏はまた同じことになりそうです。