正社員を募集しています
ひつじ書房では現在正社員を募集しています。
応募書類の締め切りは2月21日(火)です。ひつじ書房で働くことに興味がある方は以下の採用ページをご覧ください。興味がありそうな方にもぜひご紹介ください。
■正社員の募集・求人・採用ページ
https://www.hituzi.co.jp/kotoba/kyuujin.html
出版社で働くこと、あるいは編集者という職業は現在それほど人気があるものではないのかもしれません。それでも「出版社で働きたい」という人は一定数いるように思います。漠然と「本と関わる仕事がしたい」と思っている人はもっといるでしょう。漠然とした気持ちからでも、ひつじ書房で働くことに興味を持ってもらえるのは嬉しいです。けれども、応募書類を送る前に働きたい気持ちを深く深く掘り下げて考えてみて欲しいと思います。今日はそんな漠然と考えている人のためのヒントになることを願って書きます。
「本と関わる仕事」は出版社以外にもたくさんあります。身近な所では書店や図書館があるし、本の流通に欠かせない取次もあるし、本を扱う倉庫の会社などもあります。本の通り道を辿っていくと、様々な職業が見つかります。
「本を作る仕事」といえば、印刷所や製本所などがありますし、DTPや本のデザインを作る仕事もあります。面白いところでは紙を扱う会社というのもあって、これは本作りだけに関わっているかというとちょっと違うかもしれませんが、本文用紙や表紙・カバー用紙などを選ぶ際にいつも助けてもらっています。
それでもやっぱり出版社で働きたい場合は、出版社の種類についてもよく調べるといいです。出版社にもいろいろあります。小説を扱っているところ、歴史の本を扱っているところ、雑誌や漫画を発行しているところ、新書や写真集なども含めてこれらを幅広く手がけているところ…。歴史の本の編集者と雑誌の編集者の仕事は様々な点で異なるでしょう。一般向けの本なのか、専門的な内容の本なのかという違いもあります。自分が作る本が誰に届くのか、誰に届けるために作るのか、本の行く先に目を向けてみることも大事だと思います。
さらに、ひとつの出版社の中でも、編集だったり営業だったり様々な仕事があります。規模の大きい会社ほど多くの部署に分かれて分業方式になると思いますが、実際にどういう仕事に携わることになるのかは、ある意味いちばん重要かもしれません。
あとはその出版社の目指すものに共感できるか(同じジャンルの出版社であっても理念や方針は異なるでしょう)、どういう人が働いているのか、会社の雰囲気に合うかというところも見極めるといいでしょう。ひつじ書房でいう房主の日誌やスタッフ日誌のページで社長や社員について知ることができるところもあります。
これらのことを踏まえて、さて、ひつじ書房はどのような出版社でしょうか。働きたいと思う出版社でしょうか。それはなぜでしょうか。
ひつじ書房で働きたいという未来の仲間の応募をお待ちしています。
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