2021年の振り返り
今年も残すところ数日となりました。長かったような短かったような1年でした。
今年弊社で刊行した書籍は70点だそうです。そんなに刊行していたとは思わず驚いてしまいました。そのうち、私が編集を担当した書籍は以下の7点です。
1 あらためて、ライティングの高大接続
2 Biliteracy in Young Japanese Siblings
3 明治・大正期国語科の成立と修身科との関わり
4 日本語学習者による多義語コロケーションの習得
5 全国調査による言語行動の方言学
6 現代日本語の「ハズダ」の研究
7 移住労働者の日本語習得は進むのか
入社1年目の2020年はまだ担当書籍を刊行することはありませんでしたが、今年はついに担当書籍を世に送り出すことができました。一番最初に刊行した『あらためて、ライティングの高大接続』の見本が届き、それを手にとったときの感動と安堵感は今でも覚えています。
『あらためて、ライティングの高大接続』もそうですが、担当書籍の多くが国語教育、日本語教育関連の書籍でした。実は私は編集者を志す前までは教師を目指していまして(教員免許も持っています)、結局教師になることはありませんでしたが、このような形で教育に携わることになるとは思いがけない喜びでした。
年明けも次々と新刊を刊行していく予定です。私の担当書籍ではまず『デュルケーム世俗道徳論の中のユダヤ教』を刊行予定です。社会学だけでなく、教育学、歴史学、宗教学など幅広い分野に新たな知見を加える一冊だと思います。ご期待ください。
本年も大変お世話になりました。
2022年もどうぞよろしくお願いいたします。
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