言語学図書総目録
今回は「言語学出版社フォーラム」の話をしたいと思います。
「言語学出版社フォーラム」は、言語学関係図書を発行している出版社の集まりとして、1998年11月11日に、関係図書のより一層の普及を目的として結成されました。現在は、開拓社、くろしお出版、研究社、三省堂、小学館、大修館書店、ひつじ書房の7社が幹事会社として会の運営を行っております。(「言語学出版社フォーラム」ホームページより)
■「言語学出版社フォーラム」
http://www.gengosf.com/
「言語学出版社フォーラム」での活動は書店でのフェア開催などもありますが、中心は『言語学図書総目録』という目録を作成することです。
1999年度から毎年作成しており、次で(おそらく)20号となります。
現在の収録数は、33社、約1500点になっており、言語学の書籍をジャンル別に掲載しています。
ひつじ書房は中でも掲載点数が1番多いので、原稿出稿や校正がたいへんなのですが、出版社を越えて同じ著者の本を探す場合など、インターネットなどで探すのとはまた違った利用方法もある思います。
何かを探すでもなく、「こんな本あったんだ」という本との出会いは紙の目録ならではかもしれません。
『言語学図書総目録』は毎年5月初め頃に刊行し、配布がはじまります。
書店を通してご覧いただいている方もいらっしゃるかと思いますが、言語系の学会でも配布をしております。
幹事会社が持ちまわりで学会に持って参りますので、ご覧になりたい方、ぜひ学会のブースにお越しください。お待ちしております。
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