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2月

2016.2.29(月)

2016年、閏年の決意


2月が今日で終わり、早くも2016年の6分の1が過ぎ去っていきました。

今年は「見直し、振り返りの年にしよう」と早くから決めていましたが、決意をしたためるのに時間が掛かってしまいました。

ラグビーの五郎丸歩選手の象徴的なポージングで耳にすることが多くなった「ルーティン(ルーチン)」という言葉。
仕事でも良い意味で習慣になっていることもあれば、本来であれば必要がないかもしれないのに「なんとなく」やってしまっていることも多いような気がしています。 この機会に日々の業務の見直しを考えていきたいと思います。

と同時にあたりまえになっている作業の効率化についても考えてみたいと思っています。

去年だったか、テレビで見たスーパーマーケットでの作業効率テストしていたVTRが印象深く、見てからいろいろ考えさせられました。
それは、青果売場でキャベツの1/2玉をパッキングして、売り場に出す作業なのですが、一箱15玉のキャベツがあったときに、15玉すべて半分にカットしてからラッピングするほうが早いか、はたまた1玉ずつカットし、その都度ラッピングするのが早いかというテストでした。

私は、同じ作業をまとめたほうが効率的では? と考えていたので、すべてカットしてからではないかと思っていたのですが、そのVTRでは都度ラッピングするほうが早かったのです。これは本当に意外でした。

見直しのためには、自分の業務を客観視することが第一と考えます。
実は4月から入社予定の新人がアルバイトとして働いており、業務を教えることで、私自身もひとつひとつの仕事を改めて振り返ることが出来ています。

この調子で進めていきます!





2016.2.24(水)

雑談はすごい


村田和代・井出里咲子編『雑談の美学―言語研究からの再考』を刊行しました。本書のはじまりは、2013年春社会言語科学会でのラウンドテーブルです。その後、2014年に龍谷大学で「雑談の美学を考える」と題したラウンドテーブルが開催され、このたび1冊の本の形に纏まりました。

本書には「雑談」を扱った論考13本が収録されています。
模擬裁判員裁判、演説での雑談的スピーチ、まちづくりの話し合いの場面。高級鮨屋で交わされる会話、手話での雑談、アフリカ狩猟採集民グイのよもやま話。友人同士、留学生との雑談。ドイツ人と日本人のチャット、LINE。コンビニ店員とのちょっとした会話。そして、陰口・悪口…。本書で光があてられた「雑談」です。

・雑談ってなに?
・雑談的なものとそうでないものがあるとしたらその境界線は? それはいかにして区別される?
・雑談と身体とのかかわりは?
・雑談をとりあげるねらいは?
・なぜ「美学」?

などなど。
気になる点がたくさん出てくるのではないかと思います。
ぜひ、本書をお手にとっていただき、ご覧いただけますと幸いです。

さて、本書の表紙はこれまでの弊社の本にはない雰囲気となっています。 書店さんから好評をいただいておりまして、いつもより多めの事前注文をいただいております。読者が増えますように…。
『雑談の美学』今週中には書店さんに並びます。






2016.2.9(火)

これからの1年に向けて


はやいもので年が明けてから1ヵ月が経ち、2月も第2週です。
わたしは去年4月にひつじ書房に入社しましたが、アルバイトとしてひつじ書房に来はじめたのは1月下旬で、最初にひつじ書房で働き始めてからちょうど1年になりました。
1年間は長かったようにも感じますし、また、過ぎてしまうともう1年か、という気もちもあります。

去年は1年目でしたので、編集や学会、書店回りなどあらゆる面で、仕事をひとつひとつ覚えながらこなしていかなければいけない状態でした。特に編集に関しては、今現在もまだまだ社長や先輩方に意見をいただかなければいけない局面がたくさんあるのですが、2年目になる今年は自分で判断して進めていく力をはやく付けることができるよう、一層気を引き締めていきたいと考えています。

しかしながら、そう思っていた矢先に先週はインフルエンザで体調を崩してしまい、実は先週水曜日から金曜日までお休みをいただいていました。
今年は春までに刊行予定の書籍が何冊かありますし、また春の学会シーズンも控えています。社会人として基本のことだとは思いますが、仕事面・健康面ともに自己管理をきちんとし、これ以降元気に1年を過ごしたいと思います。





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