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1月


2014.1.28(火)

『日本語複文構文の研究』もうすぐ刊行!


日本語複文構文の研究
益岡隆志・大島資生・橋本修・堀江薫・前田直子・丸山岳彦 編

今週末に見本ができあがってくる本書は、国立国語研究所のプロジェクト「複文構文の意味の研究」の成果がまとめられたものです。最終的にページ数は700ページを超え、複文を扱うには欠かせない大著となりました。

本プロジェクトでは私も研究集会に何度か出席し、実際の編集作業をすすめる内にも会場での熱い議論が思い出され、いまこうしてその成果が本の形になろうとするまで長い時間伴走していた者としては感無量の思いです。

さらに、本書刊行で嬉しく思うのは、昨年に林四郎先生のご著書を復刊したこともあります。その中で南不二男先生に解説を書いていただいています。複文研究では必ず触れられる南不二男先生のご研究がありますが、林先生のご著書は刊行後すぐに品切れ状態が続き、これまでなかなか参考文献として引かれにくいということがありました。

今回の復刊を期に、複文研究で不可欠の先行研究として林先生のご著書が加わることになると思います。そして、『日本語複文構文の研究』は現在時点における一つの到達点ともいえる総合的な複文の研究書です。重要な複文に関する研究続けて出すことができました。今後も複文をあつかった研究の流れを応援していきたく思っています。

基本文型の研究 林四郎 著
文の姿勢の研究 林四郎 著



2014.1.15(水)

本年もよろしくお願いいたします

はやくも2014年の業務がはじまって1週間がたってしまいました。2014年最初のスタッフ日誌です。
今年も多くの刊行予定が入っています。社内にある進捗表にすでに50冊以上の書名が並んでいます。800ページ近い大著やシリーズの企画もいくつかあり、気を引き締めてまいりたいと思います。

1月から3月にかけては、ひつじ書房で最も多く新刊が出る時期です。いまはその追い込み作業のまっただなか。社内の暖房器具と同様、人間もフル稼働中です。といっても編集作業は確実に堅実に(オーバーヒートしないように)、すすめていきます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。



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