リアルオープンオフィスを開催します
2021年12月28日(火)c

リアルオープンオフィスを開催します

(10月20日にメール通信で配信した内容がもとになっています。)

前回のメール通信で、オンラインオープンオフィスを11月に行うとお伝えしました。こちらの趣旨は、出版企画の相談ですが、それに加えまして、リアルな学会の出展ができませず、刊行した書籍を見ていただくことができませんので、実際に刊行した書籍を見ていただく機会を作りたいと思います。学会によっては、開催まで1月を切っているのにリモート出展の方法さえ連絡がこない学会もあります。こちらの学会の場合は、対面ができないということもさることながら、それ以前に告知の機会さえもがないということになります。連絡がないことが問題なのではなく、学会開催の機会に出版社が直ぐそばに存在できないことの残念さを分かってもらえないことが残念です。文句をいうよりも自前でも機会を作ろうということで考えたことです。ということで、ひつじ書房のリアルなオフィスで、書籍を見ていただくことができるようにします。

ひつじ書房へ書籍(特に新刊)を見に、ぜひ、お越しいただきたいと思います。ただ、11月は目録誌「未発ジュニア」の発送という年に2回の大仕事がありまして、その期間は発送作業のためにテーブルが塞がりますので、その時期を避けまして、11月8日から12日まで、と11月22日から12月21日までの平日で、基本的に11時半から17時まで書籍を見ていただけるようにしたいと思います。新刊はテーブルに広げて展示します。先頃、出版した『Linguistic Atlas of Asia』は、実物を見ていただきたいと思っています。なお、来社下さる人が重ならないようにしたいと思いますので、恐縮ですが、事前予約とさせていただきます。新刊を中心とした書籍を机に展示しているかたちにします。お1人あるいは1グループ、30分とさせていただきます。大学院生の方がグループで来ていただいても大丈夫です。事前にご希望をお伝え下されば、古い書籍でもご覧いただくこともできます。小社のスタッフは、必要がなければお相手せずに自由に見ていただけるようにします。

手に取って見るということは、ディスプレイで画像で見るのとは違った経験になると思います。ぜひ、ご覧にお越し下さい。学会での割引と同様で私費の場合は2割引で、公費の場合は15パーセント引きといたします。10年以上前に刊行している初版の書籍については5割引にいたします。バックヤードに在庫していない場合は、編集原本を見ていただくことをお願いすることがあるかもしれません。

場所は、丸ノ内線の茗荷谷駅から歩いて10分ほどの場所で、来ていただく時は下り坂ですので楽ですが、帰りは上り坂となります。ついでに散策ということですと、近くに小石川植物園があります。近くといっても植物園の入口からはちょっと距離があります。地下鉄以外ですとJRの大塚駅から上野公園行きの都バスがありまして、「湯立坂下」からですと1分です。あまり本数はありません。

ついでにというものいいかたは良くないですが、企画の話しなどもウェルカムですので、この機会にどうぞご相談下さい。東京に出張されたついででも、ぜひお越し下さい。このオープンオフィスは、学会の時に書籍を直に見ることの機会損失を何とか回復しようとするものですので、メール通信を取って下さっている方と言語系、文学系、教育系、社会学系、心理学系の学会に所属されている方に限定のサービスとなります。事前のアポは、to iawase@hituzi.co.jpにお願いします。

----------

執筆要綱・執筆要項こちらをご覧下さい。



「本の出し方」「学術書の刊行の仕方」「研究書」スタッフ募集について日誌の目次番外編 ホットケーキ巡礼の旅

日誌の目次へ
ホームページに戻る

ご意見、ご感想をお寄せ下さい。
房主
i-matumoto@hituzi.co.jp