連載別

  1. 日本語表記のアーキテクチャ:第9回:振仮名(3)振仮名の可能性 /The Architecture …

     『源氏物語』「帚木巻」に、藤式部丞が博士家の娘を久しぶりに訪ねた時に、娘から「月ごろ、風病重きにたえかねて、極熱の草薬を服して、いと臭きによりなんえ…

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  2. 英語とともに日本語を考える| 第5回 過去の話なのに現在形? :〈た〉形と〈る〉形の交替 |武内道子…

    5-1 現在形と過去形の間で日本語の小説やエッセイには、しばしば過去形と現在形の混在がみられます。同じ場面で、同じ状況を、同じ人が語っているのに、です…

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  3. 第41回 日本語教育の歴史的転換|田尻英三

    ★この記事は、2023年6月12日までの情報を基に書いています。今回は、衆議院・参議院で可決された法案が、日本語教育の世界をこれまでになかったほど大き…

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  4. 日本語表記のアーキテクチャ:第8回:振仮名(2)明治期の振仮名 /The Architecture …

    今野真二 前回の末尾において「振仮名について考えるためは、振仮名が施されている漢字列と振仮名として施されている語との関係、両者の結びつきを観察する必要…

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  5. ボケとつっこみの言語学|第3回 大阪と笑いについて|ヴォーゲ・ヨーラン

    大阪人の会話を聞いていると、必ずといっていいほど、誰かがボケ、それに対して「なんでやねん」と誰かがツッコむというルールが守られている。大阪人にとって「笑い」の…

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  6. 「現代の国語」と「言語文化」の問題点|第5回 中学校国語と話し合いたい! ―中高連携の観点1―|清田…

    1.新年度を迎えて新年度が始まりました。高等学校では、選択科目である「論理国語」「文学国語」「国語表現」「古典探究」の授業が始まり、ようや…

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  7. 日本語表記のアーキテクチャ:第7回:振仮名(1)江戸期の振仮名 /The Architecture …

    今野真二 第7回は振仮名を話題にするが、江戸期の振仮名と明治期の振仮名との2回に分けて述べることにする。両時期の振仮名を、それぞれの時期の表記システム…

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  8. 英語とともに日本語を考える| 第4回 普通体と丁寧体の交替:「だ・である」が「です・ます」にかわると…

    腰が痛いので整体医へ通っています。これまでやったことのない姿勢や動きをさせられているとき、先生に尋ねられて「痛いです」「気持ちいいです」と答えます。仰向けにな…

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  9. 第40回 日本語教育を文化庁から文部科学省に移管することなどに係る法律の国会審議が始まる|田尻英三

    ★この記事は、2023年5月1日までの情報を基に書いています。今回は、日本語教育の事務が文化庁から文部科学省に移管する内容を含んだ法案が衆議院文部科学…

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  10. 英語とともに日本語を考える| 第3回 不思議な世界―オノマトペの話|武内道子

    「蕎麦をするするとすする」といえばおいしそうに響きますが、「ポタージュスープをずるずるとすする」といえば文化的に下品なことと思われかねません。「べっとり血がつ…

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  1. 認知文法の思考法|第7回 経験がことばに命を吹き込む|町田章
  2. 並行世界への招待:現代日本文学の一断面|第6章 押井守『アヴァロン』──「現実」…
  3. 外国人労働者の受け入れに日本語教育は何ができるか|第1回 今までしてこなかったこ…
  4. 書評 『あらためて、ライティングの高大接続』
  5. 芥川賞作品を読む|第19回 村上龍『限りなく透明に近いブルー』(第七十五回 19…
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